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小物やベビー用品が人気のファッションブランド「クレメンツリベイロ」
- 2014-10-06 (月)
- ブランド紹介
今回は、イギリスのファッションブランド「クレメンツリベイロ(CLEMENTS RIBEIRO)」をご紹介致します。
「クレメンツリベイロ(CLEMENTS RIBEIRO)」は、1993年にイナシオ・リベイロ、スザンヌ・クレメンツの2人が設立したファッションブランドです。
イナシオ・リベイロは1963年にブラジルで生まれ、その5年後1968年にスザンヌ・クレメンツがイギリスで生まれました。この2人は、イギリスのロンドン・セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン芸術大学で出会い共に優秀な成績を収めて卒業。
卒業後、92年にスザンヌとイナシオは結婚しブラジルに渡り、ブラジルではデザインに関連するコンサルタントとして活動を行います。
翌年の93年、ブラジルからイギリスに再び戻り二人の名を冠する夫婦が手がけるファッションブランド「クレメンツリベイロ」を設立するのです。同年直ぐにロンドンコレクションに参加し、大胆なデザインのカシミアニットを発表する事でファッション業界に名を知らしめます。
1994年には、ヘンリ・ベンデルにてバイヤーを開始。2年後の1996年には、ロイド・バンク・ブリティッシュ・ファッション・アワード賞も受賞するなど経歴を積み上げていきました。
同年には「クレメンツリベイロ・フォー・ドロシー・パーキンズ」というセカンドラインにて、ストライプのスカーフを発表し人気を博します。この大胆なストライプ使いがクレメンツリベイロの特徴となり、イギリス国旗のユニオンジャックモチーフのセーターなどに反映。
その他の特徴として、スパンコールやウールなど素材にこだわるもカットなど大きく手を入れずシンプルに、しかし大胆で意外性のあるデザインや色使い、プリント柄をあしらったりなどに定評があります。
2000年には、スキニー・シャツ等が有名だったジャン・ブーケ設立のファッションブランド「キャシャレル」のアーティスティックディレクターに就任し、2007年まで続けます。2001年にはランジェリーラインも発表。
キャシャレルのディレクター辞任後にはブロッサムとのコラボレーションを始め、ベビー服や小物を中心にアイテムを発表し続けています。
新進気鋭の大物デザイナーと称される「ガレスピュー」
- 2014-10-01 (水)
- ブランド紹介
今回はアメリカVOGUEの編集長も大物と認める新進気鋭のデザイナーが立ち上げたファッションブランド「ガレス ピュー(GARETH PUGH)」をご紹介します。
「ガレス ピュー(GARETH PUGH)」は、1981年イギリス・サンダーランドで生まれたガレス・ピューによって2006年に設立されました。
ガレス・ピューはサンダーランド大学を卒業後、著名なデザイナーを数多く輩出してきたセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインに入学しファッションを学びます。2003年に同校の卒業コレクションで、手足の関節を強調するバルーンタイプのデザインを発表し、それが「デイズド&コンフューズド」の表紙を飾り、ガレス・ピューの名を知らしめました。
卒業後には、フランスのファッションブランド「リック・オウエンス(Rick Owens)」などのもとでアシスタントを経験し経歴を積み上げていきました。
2005年には、ロンドンのファッション・イーストの合同ショーへの参加を果たし、06年に自身の名前を冠するファッションブランド「ガレス ピュー」を設立、06~07年のロンドンコレクションで正式なデビューを飾ります。
ガレスピューのコレクションの特徴は、卒業時のコレクションの様に実験的かつアバンギャルドさを持つ作風。素材や配色などにもこだわり、シルクの長袖Tシャツやホワイトラムスキンをるかったシアリングファー、奇抜な模様を持たせたパーカーなどが人気となっています。
またアメリカのVOGUE編集長アナウィンターが、ガレスピューに対し天才であることを否定できないと認める発言もあり、ファッションに関係する人々がガレスピューの才能を認めています。
ただし、万人受けする作風では無かったため、ブランド設立時は資金繰りに苦戦。しかし、その後のANDAMファッション大賞の受賞によって大企業や団体がスポンサーに付き、賞金も獲得しました。
現在はプレタポルテを中心にコレクションで発表を行っています。
イエーガー博士の名からとられた「イエーガーロンドン」
- 2014-09-29 (月)
- ブランド紹介
今回ご紹介するは、イギリスで生まれたメンズ・ウィメンズ・アクセサリーなどを取り扱うブランド「イエーガー・ロンドン(JAEGER LONDON)」です。
「イエーガー・ロンドン(JAEGER LONDON)」は、1884年にルイス・トマリンがイギリスで創業したラグジュアリーファッションブランドです。創業年が18世紀と歴史も併せ持つ老舗のブランド。
ブランド名の「イエーガー」は、創業者のルイス・トマリンが動物学・生理学者の「イエーガー博士」の著書に感銘を受けたことがキッカケとなり、ロンドンに毛織物店をオープンさせたのが同ブランドの前身となります。
毛織物店から始めたのはイエーガー博士が当時『動物の毛を用いた衣服は健康によい』と主張したから、と言われ、その後イギリス国内に20店舗ものショップを展開、スタイリッシュで革新的なデザインで王室御用達にもなりました。
1953年にはウォッシャブル(洗うことの出来る)合成繊維の開発に着手し成功。通常のファッション意外にもスポーツウェアなどの分野も手がけるようになり、63年にはフランス・パリへも進出し、イギリスを中心に世界各国に店舗を持つようになります。
ただ、90年代には今までのデザインでは古臭く受け入れられないと売れ行きが低迷、しかしブランド方針を大きく転換し若者向けコレクションを展開。ヘリンボーンやプレードなど、イギリス伝統の生地を使ったりといったファッションが人気になりました。
そして2005年より若者に向けたライン「イエーガー・ロンドン」を展開し、メンズ・レディースのラインを初めコレクションの展開なども行っていきます。
また、以前より扱っていたウールや合成繊維以外にも、上質なシルクやカシミアといった素材を使ったデザインは大変人気となっています。皇太子妃雅子さまが外務省に勤務していた際にも愛用していたことも知られており、日本での知名度も高いです。
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