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様々な異名を持つデザイナー「エマニュエル ウンガロ」
- 2014-10-24 (金)
- ブランド紹介
今回は、フランスを代表するメゾンの一つ「エマニュエル・ウンガロ(EMANUEL UNGARO)」をご紹介します。
「エマニュエル・ウンガロ(EMANUEL UNGARO)」は、エマニュエル・ウンガロ自身の名前を冠したフランスのファッションブランドです。
エマニュエル・ウンガロは、イタリア人の両親を持つファッションデザイナーで、1933年にフランス南部のブーシュ=デュ=ローヌ県エクス=アン=プロヴァンスに生まれました。彼の父親は紳士服のお店を経営しており、幼い頃より彼は紳士服の仕立てを習得していたとも言われています。
23歳でフランスのパリに渡り、1958年にはアンドレ・クレージュによる推薦で、クリストバル・バレンシアガのアシスタントとして働き始めます。
そして7年後の1965年、恋人だったファブリック・アーティストのソニア・ナップと共に自身のブランドとなる「エマニュエル・ウンガロ(EMANUEL UNGARO)」を設立。
独特なシルエットや鮮やかな色使いやプリント柄など特徴的かつ独創的なデザインや魅力となり、彼は「色彩の魔術師」や「プリントの詩人」といった数々の異名をとる作風を確立していきます。
90年にはイタリア国営テレビ局会長のムズ目ラウラ・ファファーニと50歳のときに結婚。そして6年後の96年に、自身のブランドをサルヴァトーレ・フェラガモ社に売却します。
現在はサルヴァトーレ・フェラガモ社の傘下に入り、国際的な販売網とマーケティングを駆使し、新進気鋭のデザイナーの一人「ファウスト・パグリージ」をクリエイティブ・ディレクターに迎えています。
2014年6月には伊藤忠商事株式会社のコロネット株式会社が日本市場での独占輸入販売権を取得し、全国の百貨店や専門店を中心に2015年春夏より販売を開始すると発表しています。
コロネット株式会社では既に「LANVIN」「NINA RICCI」といった稀少性の高いラグジュアリーブランドを販売しており、今後更なる展開も見込まれます。
プリント技術に定評のあるブランド「ジョナサンサンダース(JONATHAN SAUNDERS)」
- 2014-10-17 (金)
- ブランド紹介
今回は、プリント技術に定評のあるブランド「ジョナサンサンダース(JONATHAN SAUNDERS)」をご紹介します。
「ジョナサンサンダース(JONATHAN SAUNDERS)」は、1977年にスコットランド生まれのデザイナー、ジョナサン・サンダース自身の名前を冠するファッションブランドです。
1999年に、グラスゴー美術大学のプリントテキスタイル科を卒業、その後セントラル・セントマーチンズ・カレッジのテキスタイル学科に入学し2002年に同校を卒業。彼は伝統的な版画の技法でもある「シルクスクリーン技法」を使用したり「エンジニアードプリント技法」を使ったプリント柄を行ったりと、プリント技術の高さが評判になりました。
2002年には、ジョナサン・サンダースが持つプリント技術が認められ、ランコムが主催するカラーアワードを受賞するまでに至っています。
2003年にはミラノコレクションでデビューを飾り、その後もファッションイーストへの参加や、2004年のロンドンコレクションへの参加も決めています。
プリントを行う技術の高さは、他のファッションデザイナーにも定評があり、アレキサンダー・マックイーンのコレクションのプリントデザインを行ったり、エミリオ・プッチやクロエなどをはじめ幾つかのブランドにコンサルティングを行ったりもしています。
彼自身のファッションデザインは体のラインを出すようなものが多く、また、プリント技術を駆使して実験の様に次々と新しいプリントデザインも発表。
2006年にはスコットランドファッションアワードでベストデザイナーとして選出され、07年には出資企業の一つでもあるスワロフスキーとコラボしネックレスを制作し発売されました。
2010年には今までの発表していたニューヨークファッションウィークから、再びロンドンファッションウィークに戻り活動を続けています。
ジバンシィのデザイナーも務めた「ジュリアンマクドナルド」
- 2014-10-15 (水)
- ブランド紹介
今回は、オードリー・ヘップバーン主演映画「麗しのサブリナ」衣装も担当したユベール・ド・ジバンシィのブランド「ジバンシィ」のデザイナーも務めた「ジュリアンマクドナルド(Julien Macdonald)」をご紹介します。
「ジュリアンマクドナルド(Julien Macdonald)」は、1972年にイギリス・南ウェールズで誕生したジュリアン・マクドナルドが1996年に自身の名前で設立したファッションブランドです。
ジュリアン・マクドナルドがファッションデザインに興味を持ったきっかけは、母親から編み物を教わったことから。本格的にデザインを学ぶため、最初にブライトン大学の芸術・建築学部に入学、卒業後にロイヤル・カレッジ・オブ・アートのニットウェアデザイン科に入学し修士号を獲得、卒業しました。
卒業時のコレクション発表でカール・ラガーフェルドの目に留まりスカウトされ、シャネルのプレタポルテやオートクチュールなどのアシスタントやニットウェアのデザインなどを担当。同年96年に自身のブランド「ジュリアンマクドナルド(Julien Macdonald)」を設立し、トーマスワイルドをパートナーにコレクションのデザインやファッションショーのプロデュースなどを行っていきます。
また、ジュリアンマクドナルドの作成した衣服は、ジェリハリウェル、カルメンエレクトラ、ビヨンセ・ノウルズ、ナオミキャンベル、ジョエリー・リチャードソンなどの著名人に着用されています。
2000年、パリオートクチュールハウス「ジバンシィ」のチーフデザイナーにアレキサンダー・マックイーンの後任として就任。翌年2001年にはイギリスのファッションデザイナーとして選出されました。ジバンシィのレディースオートクチュールやプレタポルテ、アクセサリーなどのデザインを2004年まで担当し辞任。
以降は自身のブランドでもある、ジュリアンマクドナルドにて活動を続けています。
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