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知っておきたいファッション用語「アール・ヌーヴォー」

「アール・ヌーヴォー(Art Noubeau)」は19世紀末から20世紀初頭に欧州・アメリカで流行した芸術様式です。花などの植物、動物や昆虫など有機的なものをモチーフにしたり、自由に曲線を組み合わせることで今までの様式には無かった装飾を生み出しました。その広がりは建築をはじめ芸術や工芸、グラフィックデザイン、ファッションなど多岐にわたります。

アール・ヌーヴォーという言葉は、パリに居を構えた美術商サミュエル・ビングの店から広く大衆に広まり一般化しました。この言葉を代表する建築物を挙げると、リガ歴史地区にある建築群があり、ほかにもサグラダ・ファミリア、ミラ邸、グエル公園を手がけたバルセロナを中心に活躍した建築家アントニオ・ガウディもアール・ヌーヴォー様式を取り入れたことで知られています。アール・ヌーヴォーは、世界各地の美術様式に影響を受けていますが、日本の葛飾北斎が描く木版浮世絵などが大きな影響をもたらしており、日本にも逆輸入の形で美術や建築に大きな影響を与えました。

ファッションにおいてのアール・ヌーヴォーは、日本の和服や東洋文化に影響を受けており、コルセットを使わない新しい洋服が次々に登場しました。洋服の上下共にコルセットを廃し、シルエットより動きやすさを重視した実用的なものが生まれ、その中でも「ホッブル・シルエット」は大変な流行を巻き起こしました。ホッブル・シルエットは、膝から裾にかけて幅が狭くなるシルエットで「よちよち歩き」しか出来ないほどの裾幅のスカート。生み出したのは「近代ファッションの父」「女性服革命者」「脱コルセット」など女性ファッションに革命をもたらしたポール・ポアレです。

しかし、第一次世界大戦を期に過度な装飾を否定する「モダンデザイン」が普及し、アール・デコへと以降。退廃的なデザインとして使われなくなっていきました。1960年代に入りアール・デコと共に再評価されはじめ、デザイナーに大きな影響を与え様々なアール・ヌーヴォー様式を取り入れた生地やペイズリー模様を使ったファッションが発表され、身近なものにも使われています。

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