- 2014-01-08 (水) 12:13
- ブランド紹介
日本でも人気が高い「ゴシックファッション」。今回は「ゴシック」についてご紹介して行きます。
「ゴシック」は、もともと中世ヨーロッパの建築様式を指す言葉でしたが、ブラム・ストーカーやフランケンシュタインなどお城や教会をテーマにしたホラーテイストの小説や映画から言葉が取られたファッションです。主に中世にいた貴族の格好や、クラシックなドレスやスーツ、タイ、十字架といったシルバーアクセサリーを身につける吸血鬼や悪魔を連想させた「生気を感じさせない」感じのコーディネートとなっています。基本色は黒と白ですが、近年では金髪や原色系の派手な色で肌の露出が多いボンテージなども分類されます。
ゴシックファッションは少数の人に好まれイギリス・ドイツ・フランスのヨーロッパや、アメリカにも愛好家が存在します。日本のゴシックファッションとは傾向が異なりゴシック・メタルに影響をうけた人がするファッションで、モヒカンやピアスやタトゥといった肌の露出が多いものをゴシックファッションと位置づけています。もちろん前述のファッション愛好家もいます。変わって日本のゴシックファッションは肌を露出させず、出ているのは顔や手のみというのが普通。貴族の様なドレスやスカート、コルセット、ほかにもフリルやレースを多用してハットを被るといったドレッシーな中世の時代を感じさせるコーディネートが主流です。
海外のゴシックファッションとは違い、アンティークで優雅なイメージも持ち合わせたのが日本のゴシックファッションと言えます。1990年代のビジュアル系ロックバンドがこの要素を取り入れた事でブームが広がりました。ただし、現在日本で一般的に知られているゴシックファッションといえば、ロリータのファッション要素を取り入れた「ゴシック・アンド・ロリータ」通称「ゴスロリ」の方で、使われるテーマも蜘蛛や薔薇や蝶などを強調、少女が好む要素を多分にいれたロマンティックさが広く好まれる要因になっています。
またマンガ、ゲーム、アニメなどのサブカルチャーにも取り入れられ登場したことがきっかけとなり、多くの人にゴスロリというファッションが周知され人気になりました。
関連する投稿
- 新しい投稿 »: 大手アパレル企業 社長秘書
- « 古い投稿: 知っておきたいファッション用語「カジュアル」
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリのトラックバック URL
- http://cass-blog.com/brand-introduction/2014-01-08/%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e7%94%a8%e8%aa%9e%e3%80%8c%e3%82%b4%e3%82%b7%e3%83%83%e3%82%af%e3%80%8d/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- 知っておきたいファッション用語「ゴシック」 から “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~