- 2013-11-20 (水) 9:31
- ブランド紹介
ボディコンシャス・モードと言われると、いまいちピンときませんが「ボディコン」と言うとイメージが湧きますね。
今回は「ボディコンシャス・モード」の創始者と言われる「アズディン・アライア」が1979年に設立したシグネイチャーブランド「アズディンアライア」をご紹介します。
アズディン・アライアがボディコンシャス・モードを発表したのは1981年のミラノコレクション。当時発表されたものは、身体のラインに沿ったデザインのドレスで「ボディ・コンシャス」スタイルと呼ばれていました。
これまでは、造形を主とし洋服が作られていましたが、アズディン・アライアは女性の体に服がフィットする「裸体」を主とし、素材にストレッチ素材を使うことでボディラインをより際立たせ強調させる「ボディコンシャス・スーツ」を発表したのです。
1980年のコレクション発表は日本でも流行を巻き起こし、ボディ・コンシャスとは呼ばず、略して「ボディコン」と呼ばれ、数々のDCブランドからもボディコンファッションを生み出します。
デザインのコンセプト自体は女性の自己主張や解放を目的としたファッションとして発表されましたが、日本では一般的に「遊び着」として流行し、1980年代のバブル時期にボディコン全盛を迎えます。
ボディコン全盛の時代の中で、特に一般の人々の目にも触れるキッカケになったのが、派手な扇子(ジュリ扇)やハウス・ハードコアテクノなどの音楽で踊る東京芝浦の「ジュリアナ東京」です。この時期には、テレビでの露出も多くタレントが同じファッションをしている事もあり全国的に知名度を高め、今ではバブル期のファッションの代名詞としても語られます。ちなみに、この時期には既に「コギャル」という言葉がディスコ内で使われていたようです(意味合い的には童顔のギャルと、後から使われるコギャルとは意味が違います)。
ただ、1994年のジュリアナ東京閉店をキッカケにボディコンは廃れ、少し前までは「ダサい」ファッションと思われていましたが、ファッションの人気はまた巡ってくるもの。約20年間ほとんど姿を見せなかったファッションが、今年2013年になって流行の兆しを見せ、メンズでは肩からセーターを掛けて胸元で結ぶ「プロデューサー巻き」や小脇に抱えるセカンドバックが、女性ではボディコンのシルエットを持ったミニスカートを身に着けている人が多くなってきているようです。
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