- 2012-08-18 (土) 19:44
- 転職コンサルタント~虎の巻~
現在デパートや各ショップで販売されている服や雑貨は、全てが日本国内でつくられているわけではありませんよね。
ヨーロッパ、アメリカ、中国など、世界各国で製造されたものが輸入されています。
海外で製造された商品の輸入を行うためには、その窓口となる人がいなければいけません。
その窓口を担う職種を、貿易事務といいます。
貿易事務の仕事は、具体的には、電話、FAX、メールなどによる受注、船積書類のチェック、契約書の作成、通関の手続き、売上の計上、運送便などの手配など様々です。
注意しなければいけない点は、日本の常識が海外には通用しないこともある、という点です。
日本の中にでも、些細なことではありますが、他社には通用しない常識、他県には通用しない常識などは多少なりとも存在すると思います。海外とのやり取りでは、それ以上に日本の常識が通用しないことが多々ありますから、取引の際にはお国柄を意識するようにしましょう。
また、経済動向が取引に大きな影響を及ぼすため、国際情勢に常に目を向けておく必要があります。
貿易事務では、英語力は必須です。メールも電話も使用するため、リスニング、ライティング、ビジネス英語など、幅広いスキルが必要です。
また、事務処理能力ももちろん必要。
他の事務職も同様ですが、パソコンでスピーディーに入力をしなければならないため、エクセルやワードなどといった基本的なツールは必ず使いこなせるようにしておきましょう。
さらには、貿易取引の流れの把握や、書類の理解力、専門用語の知識、外国為替についての知識なども求められます。国内の企業と取引をするよりも多くの知識を必要とし、トラブルも多くなるでしょう。そんなトラブルが起きても対応できる精神力やタフさは是非持ち合わせていたいものです。
アパレル業界を目指している方で、英語のスキルや事務能力がある方は、貿易事務のお仕事も検討してみてはいかがでしょうか。
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