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憧れのアパレル業界へ!~デザイナー・パタンナーから見たアパレル業界とは?~
- 2011-03-15 (火)
- アパレルニュース | スタッフインタビュー
アパレル業界への就職・転職は依然として人気がありますが、よく見てみると販売職に関しては賑わっているようですが、デザイナーやパタンナーなど専門職の話題については意外と少ないようです。
今回は、デザイナー・パタンナーの視点から見た「アパレル業界」について、ご紹介しましょう。
皆さんは、デザイナーやパタンナーにどのようなイメージをお持ちですか?
かっこいい・専門的・オシャレ・大変だけどやり甲斐がありそう・・などなど、憧れを持って志望する人が多い職種のようです。
しかし、デザイナー・パタンナーが働くアパレル業界は、その憧れとはうらはらに万年不況の業界と言われています。
ですから、アパレル業界への就職・転職を考える際、給与や待遇などの諸条件を重要視する人には向いていない業界と言えます。
たとえばワールドやオンワードなど大手アパレル企業は、毎年の売上を着実に伸ばして利益を出していますし、給与も一般的なサラリーと同等以上ですので、そういう企業へ入れれば問題ありませんが、実際に入れる人はほんの一握りです。
また、アパレル業界はトレンドに左右されやすいので“売れ筋ヒット商品”を創りだすことが難しく、ヒット商品のサイクルが短い業界です。
去年の売れ筋アイテムが今年は全く売れないことは良くあることですし、無数にあるアパレルブランドの中で、消費者に認知されているブランドはおそらく1%にも満たないであろう厳しい業界なのです。
・・と、ここまではアパレル業界の負の部分を書きつらねましたが、一方で、やはりとても魅力のある業界なのです。
特に、デザイナーやパタンナーなど専門職として働いている人にとっては、自分が製作に携わった商品が街中に発信されていることに、満足感や充実感を感じられるようです。
また、いわゆる“手に職”的な職種であるため、自分次第でどんどんステップアップしていきやすい環境と言えます。
これは、転職をしてステップアップをしていくことが比較的当たり前とされているアパレル業界の特徴なのです。
自分の技術を形にしてトレンドを発信していきたい人や、忙しくて給与も少なめだけどやりがいを感じたい、自分の力でスキルアップしていきたい、という人にはぜひアパレル業界にてチェレンジしていってほしいと思います。
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