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ファッション
ジバンシィのデザイナーも務めた「ジュリアンマクドナルド」
- 2014-10-15 (水)
- ブランド紹介
今回は、オードリー・ヘップバーン主演映画「麗しのサブリナ」衣装も担当したユベール・ド・ジバンシィのブランド「ジバンシィ」のデザイナーも務めた「ジュリアンマクドナルド(Julien Macdonald)」をご紹介します。
「ジュリアンマクドナルド(Julien Macdonald)」は、1972年にイギリス・南ウェールズで誕生したジュリアン・マクドナルドが1996年に自身の名前で設立したファッションブランドです。
ジュリアン・マクドナルドがファッションデザインに興味を持ったきっかけは、母親から編み物を教わったことから。本格的にデザインを学ぶため、最初にブライトン大学の芸術・建築学部に入学、卒業後にロイヤル・カレッジ・オブ・アートのニットウェアデザイン科に入学し修士号を獲得、卒業しました。
卒業時のコレクション発表でカール・ラガーフェルドの目に留まりスカウトされ、シャネルのプレタポルテやオートクチュールなどのアシスタントやニットウェアのデザインなどを担当。同年96年に自身のブランド「ジュリアンマクドナルド(Julien Macdonald)」を設立し、トーマスワイルドをパートナーにコレクションのデザインやファッションショーのプロデュースなどを行っていきます。
また、ジュリアンマクドナルドの作成した衣服は、ジェリハリウェル、カルメンエレクトラ、ビヨンセ・ノウルズ、ナオミキャンベル、ジョエリー・リチャードソンなどの著名人に着用されています。
2000年、パリオートクチュールハウス「ジバンシィ」のチーフデザイナーにアレキサンダー・マックイーンの後任として就任。翌年2001年にはイギリスのファッションデザイナーとして選出されました。ジバンシィのレディースオートクチュールやプレタポルテ、アクセサリーなどのデザインを2004年まで担当し辞任。
以降は自身のブランドでもある、ジュリアンマクドナルドにて活動を続けています。
メンズ・ウィメンズ・フレグランス・家具まで幅広く手がけるファッションブランド「ジャスパーコンラン」
- 2014-10-14 (火)
- ブランド紹介
今回はメンズやウィメンズウェアのデザインをはじめ、フレグランス・家具までも幅広く手がけるファッションブランド「ジャスパーコンラン(JASPER CONRAN)」をご紹介します。
「ジャスパーコンラン(JASPER CONRAN)」は、1978年にジャスパー・コンラン自身が、自身の名前を冠し立ち上げたファッションブランドです。
ジャスパー・コンランは1959年にイギリス・ロンドンで、インテリアデザイナー兼経営者のコンラン卿の子息として誕生しました。デザインを学ぶため、アメリカ・ニューヨークにあるパーソンズ美術大学に入学、1977年に卒業しました。
1978年にアンリ・ベンデル・ニューヨークでコンラン初となるコレクションを発表、翌年79年、コンラン19歳の時に自身の名前を冠した「ジャスパーコンラン(JASPER CONRAN)」を設立し、初となるレディースコレクションを発表しました。
85年にはメンズウェアのコレクションのデザインも行うなど、精力的に活動の範囲を広げていくのです。
1994年には、ウェディングドレスのデザインをサラアームスロトング・ジョーンズに行い、96年には英国百貨店のデベンハムズの婦人服のデザインも手がけています。90年代にかけて女性のアクセサリーやランジェリーや靴下、紳士服やメンズのアクセサリー、子供服や家具用品、その他にもミュージカルやバレエのコスチュームデザイン、ウエッジウッドやウォーターフォードといった陶器やクリスタルを扱うメーカーとのコラボでデザインも行うなど、服飾だけに限らず幅広いデザインや設計も手がけています。
2003年にはフレグランスラインを開始、2年後の05年にはロンドンのメイフェアに旗艦店をオープンしています。
現在ではブリティッシュテイストを持ち合わせとテーラリング技術が評価を呼び、イギリスでも知名度の高いブランドの一つとなっています。
ちなみにコンランは公然同性愛者でもあり、年間ピンクリストにもランクインされた経歴をもっています。
ギーブスと並ぶテーラードの老舗「キルガー」
- 2014-10-08 (水)
- ブランド紹介
今回は、イギリス・ロンドンのテーラーが立ち並ぶサヴィル・ロウに拠点を置く老舗テーラー「キルガー(Kilgour)」をご紹介します。
「キルガー(Kilgour)」は、1882年に創業したビスポークテーラー「T&F French Besoke tailors」が前身となり、現在の拠点サヴィル・ロウから少し離れたドーヴァー通りで創業しました。
1900年代に入ってからA.H.キルガーと合併し「キルガー&フレンチ」になり、1937年にはハンガリー人テーラー「フレッド」と「ルイス」のスタンバリー兄弟が加わることで同年には「キルガー・フレンチ・スタンバリー(Kilgour French Stanbury)」に社名が変更となります。
1974年にはクリエイティブディレクターとして、スーツのカッティングテクニックで伝説となり、テーラーの世界に影響を与えたトミーナッターを起用。97年に入ってからは、カルロ・ブランデッリをクリエイティブディレクターに起用するなど、老舗の歴史に囚われず新しい顧客層を開拓。また、マスターテーラーも輩出するなど技術の継承にも力を入れています。
1982年にはドーヴァー通りから現在の拠点となるサヴィル・ロウ8番地に移転。2003年からは既製服ラインの生産も始まり、翌年には現在の社名でもある「キルガー」に変更されました。
キルガーはメンズのテーラー以外にもレディメイドのコレクションもあり豊富なラインナップが人気を呼び、現在ではサヴィル・ロウに拠点を置く老舗テーラー「ギーブス&ホークス」と並びビジネスマンの間でも人気となっています。販売の幅も広げるため、サヴィル・ロウに拠点を構えるテーラーとしては初となるバーニーズ・ニューヨークとのライセンス販売なども行っています。
また、キルガーには、ケリー・グラントやブラット・ピッドなどのハリウッド俳優やスター、エルトン・ジョンなどのミュージシャンなども顧客として名を連ね支持を得ています。
日本に直営店は無いものの、セレクトショップを中心に取扱があるようです
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