ファッション

前回の記事に引き続き、ガーリーファッションを取り入れたファッションスタイルをまとめてみました。ガーリーアイテムを可愛くなりすぎずに着こなす方法は、覚えておいても損はないと思います。

・ナチュラルガーリー

ナチュラルガーリーは、20代後半から30代に支持されているガーリーを取り入れたスタイルです。

ナチュラルガーリーの基本としては、カジュアルスタイルの中にさり気なくガーリーアイテムを取り入れるようにコーデを作ります。

ワンピースやロングスカートなどが多いですが、スカート部分はふわっとフレア、レングスはやわらかい素材のミモレ丈がナチュラルガーリーの雰囲気にマッチします。

ナチュラルガーリーを作る際に気をつけることは、甘すぎない自然なガーリー感を出すということでしょう。大人の女性でも女の子らしい”可愛さ”を出したい時などに、ポイントとしてガーリーを取り入れるファッションスタイルなので、ナチュラルガーリーは、30代の女性に特に人気があります。

・ゆるふわガーリー

ゆるやかで、かつふわっとしたガーリーアイテムを使って作るスタイルをゆるふわガーリーといいます。

秋頃は、ローゲージのニットなどを合わせるのが良いでしょう。ふわっとしたアイテムは女の子っぽく、可愛らしく見えます。

また、大きめのオフタートルニットを使うとふわっとした雰囲気が出やすく、初心者の方でもコーディネートが簡単なのでおすすめですよ。

ガーリーファッションと聞くと、可愛く、女の子らしいファッションが浮かぶ一方で、あまりブリブリとした可愛すぎるファッションはちょっとな…。と敬遠しがちな女性も多いかと思います。

ガーリーの定番である、花柄、フリル、ラッフル、ペプラムなどは、それ以外のファッションスタイルに取り入れることで、ガーリーに+した新しいファッションスタイルを作ることができるんです。

いくつか例を上げていきましょう。

・大人ガーリー

大人ガーリーは大人風の、いわゆる“きれいめファッション”の中にフリルの付いたブラウスやペプラムトップを取り入れてコーディネートするファッションスタイルです。

また、フィットフレアで、シルエットがきれいなワンピースにヒールパンプスを合わせたり、パンツスタイルのオフィスカジュアルに花柄のパンプスやピンクのカーデを合わせて、女の子らしさを加えるようなスタイルも大人ガーリーだといえるでしょう。

大人ガーリーは、大人っぽさを残しつつガーリーをプラスするスタイルですので、フェミニンに近い雰囲気もありますが、アイテムとして使うのはガーリーアイテムです。

・レトロガーリー

レトロガーリーは、今だと50年代、70年代、90年代のファッションアイテムを使ったレトロスタイルのファッションに、ガーリーの定番である花柄のアイテムや、フレアスカートなどの女の子らしいアイテムを取り入れて作るスタイルをレトロガーリーといいます。

一見レトロとガーリーって合うの？と思われてしまいがちですが、実はレトロファッションには、元々女の子っぽいアイテムを使ったコーディネートが多いので、相性が非常に良いんです。

ファッションスタイルの1つである「ガーリー」と「フェミニン」。どちらも女の子らしいスタイルって意味なんじゃないの？と思う方も多いかと思いますが、それは少し違んです。

今回は、ファッション・アパレル業界で働くなら知っておきたいガーリーとフェミニンの違いについて紹介していきたいと思います。

・ガーリーとフェミニンとは？

ガーリーファッションのガーリー（girly）とは、「girl（女の子）」からきていて、女の子らしく可愛らしい文化や生活スタイル全般のことをあらわします。

ファッションにおけるガーリーとは、花柄やレース、ギャザー、ペプラムなどの女の子らしいディテールのアイテムを使ったファッションスタイルのことで、ひらひらとした感じや、ふわっとした柔らかい雰囲気が特徴的です。

一方でフェミニンファッションとは、その名の通り「女性らしさ」を意識したファッションスタイルのことを指す言葉です。

ガーリーとは異なり、ゴテゴテとしたフリルやラッフルなどが付いていないシンプルなワンピースやブラウスが特徴的。また、ガーリーよりも大人っぽい女性らしさが出るファッションが多いんです。

ガーリーとフェミニンの違いについてまとめると、ガーリーファッションは「女の子らしいファッション」を指す言葉で、フェミニンファッションは「女性らしいファッション」を指す言葉だということが分かりました。