ホーム > タグ > スポーツ
スポーツ
世界最大規模を誇るアウトドアファッションブランド
- 2013-07-17 (水)
- ブランド紹介
アウトドアファッションブランドの一つとして知っておきたいブランドが、「Columbia(コロンビアスポーツウェア)」です。厳しい品質基準や、スタイリッシュなデザイン、手の届きやすい価格設定、そして積極的なマーケティング戦略の導入などにより、今ではスポーツウェアメーカーとして世界最大規模を誇っています。
コロンビアの創立者であるポール・ラムフロムは、ドイツからアメリカへ家族と渡り、オレゴン州で小さな帽子問屋の権利を買い取り、ブランドをスタートしました。
1960年、コロンビア・マニファクチャリング・カンパニーと合併し、コロンビアスポーツウェアが誕生しました。
1982年、アウタージャケットとインナージャケットをジッパーで脱着して3ウェイの着こなしができる「インターチェンジシステム」を開発したことで爆発的な人気を集めました。
それまでは事業が軌道にのらず、会社の売却も考えたものの、このシステムを採用した「バガブーパーカー」が全米で販売数100万枚を超えたことで、米内アウトドアウェア年間最多記録を打ち立てました。
そして、1989年には、アウトドアウェアブランドとして、米内シェアナンバー1に輝いたのです。
コロンビアをシェアナンバー1に導いた、会長ガート・ボイルは、アウトドア界の発明家でもあり、その経営手腕が認められ、数々の栄養を受けてきました。
「ワーキング・ウーマン」誌が選ぶ「アメリカの女性経営者トップ50」や、「ビジネス・ウィーク」誌のベストマネージャーのひとりに選ばれるなど、様々な快挙を遂げています。
日本では、1989年、スポーツ専門店や百貨店などで発売を開始しました。
1997年には、日本法人「株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン」を設立。2006年からは、ウィンターブーツの「Sorel」、2007年からトレイルランニングシューズの「Montrail」、2008年からはアウトドアウェア・ギアの「Mountain Hardwear」ブランドの取扱いを始め、4つのブランドの日本国内での事業展開を行なっています。
作業服から始まった、紳士服の高級ブランド
ドイツで誕生した、紳士服の高級ブランドが、「ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)」です。
ヒューゴ・ボスは、1923年、デザイナーであるヒューゴ ボスによってドイツのメッツィンゲンに創立されたブランドです。
創立当初は、オーバーオール、レインコート、ユニフォームなどの作業着のブランドで、第二次世界大戦中にはナチスドイツの軍服もデザイン・製造していました。
戦後、創立者であるヒューゴ ボスが死去。
一時は経営難に陥ったものの、1953年に男性用スーツを発表したことで、徐々に経営を盛り返していきます。
これがきっかけとなり、ブランドはスーツを中心とした紳士服ブランドへと転換していき、1960年代初めに「ボスブランド」を発表。
紳士服だけでなく、80年代からは靴、ボディウェアなどにも展開アイテムを広げていき、ヨーロッパのみならず、世界的なメンズファッションの一つへと成長を遂げました。
93年には、香水を発表。
また、新ブランド「ヒューゴ」を発表し、さらに多くのユーザーを魅了しました。
94年、アンダーウェアの生産を開始。
96年、レディスウェアを発表。
2004年、新たなメンズウェアのラインである「ヒューゴ・バルデサリーニ」を発表。デザイナーのワーナー・バルデサリーニがブランドを統括しています。
現在では、メンズウェアを中心に、レディスウェア、時計、サングラス、バッグ、財布、香水など幅広く展開し、世界100カ国以上にまで進出しています。
スポーツスポンサーとしても有名で、テニス、ゴルフ、サッカーなどに協賛しています。
ヒューゴ・ボスは、「ヒューゴ」「ボス」の2つのブランドを統合させた呼び名として用いられています。
ラインにもそれぞれ特徴があり、「ボスブラック」はエレガントなビジネスウェアを。「ボスオレンジ」はトレンドのカジュアルウェアを。「ボスグリーン」は機能的なスポーツウェアを。「ヒューゴ」は他にはない個性的なスタイルを展開。
現在では、イタリアのヴァレンティノファッショングループ社の傘下に入っています。
スポーツブランド界のトップブランド
- 2012-05-02 (水)
- ブランド紹介 | CASSからのお知らせ
世界的に有名なスポーツブランド「NIKE(ナイキ)」は、今や世界のトップを走るスポーツブランドです。
躍動感のある「レ」のようなロゴで知られていますが、これはブランド名の由来となった勝利の女神「ニケ(Nike)」の翼をモチーフにしたものです。1971年にナイキのロゴマークとして商標登録され、正式名称を「スウッシュ(Swoosh)」といいます。スウッシュとは「勢いよく動く」という意味で、スピード感も表現されています。
ナイキの本社はアメリカ・オレゴン州にありますが、今や世界中に店舗を広げており、スポーツ選手の中でも愛用者が多いことで有名です。ナイキといえばスニーカー、というイメージを持っていらっしゃる方も多いでしょう。スニーカーだけでなく、スポーツウェアなど様々なスポーツ関連のアイテムを発売しています。
ナイキは、1972年に、フィル・ナイトが設立します。ナイキの前身として「ブルーリボンスポーツ社」があり、これは当時スタンフォード大学で経済学を学んでいたナイトと、オレゴン大学の陸上コーチであったビル・バウワーマンが設立した会社です。
2人は、当時アメリカでスポーツシューズ業界を独占していたプーマとアディダスを退け、機能性が高く、低価格のシューズをつくりたい、という発想で日本の現「アシックス」から製品の輸入を始めます。
その後ナイキオリジナルのシューズを開発するようになり、1972年にナイキ社が誕生するのです。
ナイキといったら、エアが入ったシューズが代表作。79年に初めてエアを搭載した「テイルウインド」を発表し、80年代にはバスケットボール選手マイケル・ジョーダンと契約し、エア・ジョーダンを生み出します。このシリーズでは、日本でも爆発的なヒットとなりました。90年代半ばに開発されたエアが外に見えるタイプの「エアマックス95」は社会現象ともいえる人気を博しました。
サッカー関連製品でも急成長を遂げ、シューズだけでなくウエアからスパイクまで幅広く展開していきます。
ナイキは、様々な開発や話題性により、当時目標としていたプーマやアディダスの人気を押しのけ、今や世界のトップブランドにまで成長しました。
ホーム > タグ > スポーツ