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エレガンスをクリエイトする「ジバンシィ」
- 2014-12-10 (水)
- ブランド紹介
今回ご紹介するブランドは、最高のファッションアイコンと共に愛され続ける「ジバンシィ(GIVENCHY)」です。
「ジバンシィ(GIVENCHY)」はデザイナーのユベール・ド・ジバンシィによって1952年に設立されました。
設立当初からオードリー・ヘップバーンの劇中衣装などに携わり、顧客として、また友人として、長年にわたり交流は続いたといいます。
その他にもギネス家・グリマルディ家・ケネディ家といった数々のセレブに愛されてきたブランドです。
ユベール・ド・ジバンシィはロベール・ピゲやジャック・ファット、エルザ スキャパレリといった著名なメゾンで経験を積み、ブランド設立の前年に24歳で初のコレクションを行っています。
資金面の問題からコットン素材のシンプルなデザインを主にしたコレクションでしたが、斬新な発想力やシャープな感性は注目を集め、「モードの神童」と呼ばれるまでの好評を博しました。
1954年、映画「麗しのサブリナ」で、ブランドの象徴的なアイコンとなる女優オードリー・ヘップバーンと出会います。
衣装として提供したドレスにはウエストもヒップもなく、当時主流だった体のラインを美しく強調するスタイルとは対照的なデザインでした。
1955年に「自由なライン」として発表したシュミーズドレスが反響を呼び、翌56年にはレディースウェアライン「ジバンシィユニバーシティ(GIVENCHY UNIVERSITY)」をスタート。
1962年に香水を、1970年代には男性用化粧品とメンズウェアラインを発表します。
1995年のオートクチュール・コレクションを最後に、多くの功績を残したブランド創設者ユベール・ド・ジバンシィが引退を表明して以降も、その精神はジバンシィの遺伝子として引き継がれてきました。
いつの時代も女性のうちに秘めたれたエレガンスを目覚めさせ、研ぎ澄ませていくブランドです。
独自の世界観を発展させる「マークジェイコブス」
- 2014-12-05 (金)
- ブランド紹介
本日ご紹介したいのは、幅広い層に人気のファッションブランド「マークジェイコブス(Marc Jacobs)」です。
「マークジェイコブス(Marc Jacobs)」はファッションデザイナー・マークジェイコブスの名を冠し、1986年にアメリカで設立されました。
自身のブランドを設立する以前には、ニュークラシック(新古典)スタイルを確立したことで知られる「ペリーエリス(PERRY ELLIS)」でチーフ・デザイナーを務めたこともあるマークジェイコブス。
ペリーエリス在籍当時からグランジスタイルのデザインに定評があり、グランジの教祖とも呼ばれています。
1998年からはルイヴィトンのアーティスティック・ディレクターとしてパートナーシップを結びます。
2014年の春夏コレクションまでメンズ・レディスウェアおよびアクセサリー全般を監修し、ルイヴィトンがファッションブランドとして地位を確立するまでのプロセスに大きく貢献したといえます。
設立以来、自身のブランド拡大にも精力的に取り組んできたマークジェイコブスは、2001年の春夏コレクションよりディフュージョンラインとして「マークバイマークジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」をスタート。
こちらはファーストラインよりもカジュアルかつリーズナブルなコレクションが特徴で、ブランドの市場認知度はより一層向上しました。
世界的なファッションブランドとなった同年には、アクセサリー・コレクションを発表。続けて2002年にメンズ・レディースのフレグランスも展開しています。
そしてルイヴィトンを退任したこの夏、マークジェイコブスはファン待望のコスメラインを発表しました。
「マークジェイコブスビューティ(MARC JACOBS BEAUTY)」として送り出されたアイテムは、マークジェイコブスらしい高いデザイン性と豊富なカラー展開で熱い注目を集めています。
コスメラインの国内発売は2015年以降となるようです。
パートナー交替で新時代を迎えた「ルイヴィトン」
- 2014-12-03 (水)
- ブランド紹介
今回ご紹介するのはフランスを代表するファッションブランドである「ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)」です。
言わずもがな世界中で愛されるハイブランドのひとつであるルイヴィトンは、2013年に大きな変化を迎えました。
1998年から2013年にかけてアーティスティック・ディレクターとして在職したマーク・ジェイコブスが2014年の春夏コレクションをもって退任し、新たにニコラ・ゲスキエールが任命されたのです。
在任中に数々のヒットを生み、バッグブランドだったルイヴィトンを世界のファッションブランドへと押し上げたマーク・ジェイコブスは、今後自身のブランド拡大に取り組んでいくといいます。
一方新たにパートナーシップを結んだニコラ・ゲスキエールですが、彼は1997年から2012年の11月末にかけての間クリエイティブ・ディレクターとしてバレンシアガの再興に尽力しました。
一時は倒産の危機を迎えたバレンシアガに、モーターサイクルバッグなどの新たな代表作をもたらし、一流ブランドとしての栄光を取り戻すことに大きく貢献した人物です。
こうして偉大なパートナー同士での世代交代を迎えたルイヴィトンのアイテムは、2014年の春夏コレクション以降、確実に変化を見せています。
ジェイコブス時代のルイヴィトンを愛した多くのファンにとって、またファッション業界全体にとっても、ルイヴィトンが見せる今後の展開は大きな注目の的となっていくことでしょう。
実際にニコラ・ゲスキエールに変わって初のショーとなった2014‐2015秋冬コレクションの開催時には、その変化をその目で確かめようという多くの人が詰め寄せました。
満席の会場で披露された新世代のコレクションには、ルイヴィトンが築き上げた気品と伝統、そして新たな展開への意欲が示されています。
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