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バレンシアガが認めた才能。ニューヨークの期待の星!

2012年、創立100周年を迎えるバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに就任することが決まったのが、「アレキサンダー ワン」です。

バレンシアガの社長兼CEOは彼について、「私たちは、アレキサンダー ワン氏を迎え入れることに非常に誇りを感じている。彼の確かな才能や現代性、特異性、そしてデザインに対する国際的なビジョンは、創立100周年を迎える同ブランドの価値をさらに高めてくれるだろう」と絶賛しています。

アレキサンダー ワンは、2004 年に自身の名を冠したブランド「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」を発表し、アメリカ、ニューヨークを拠点に活動しています。

アレキサンダー ワンは、1984年、アメリカのサンフランシスコにて、台湾系アメリカ人の家系に生まれました。

18歳の時にニューヨークに渡り、パーソンズで2年間ファッションについて学びます。

在学中にマークジェイコブスやデレク ラムなどでインターンを経験し、卒業前に中退。

その年に自身のブランドをスタートさせます。

当初は義理の姉とともにカシミアのニットを使用したコレクションを3シーズン展開。家族の絆が強く、現在も家族がブランドに協力しています。

2007年、ニューヨークコレクションにデビュー。

2008年春夏コレクションでは、働く女性のための服を発表。メンズシャツのテーラリング技術を応用させたアイテムです。このシャツにより、シンプルでモダン、清楚でピュアな働く女性のイメージを打ち出します。

一見シンプルに見えて、細部にまでこだわりがあるのが特徴。ドレープ、レイヤード、ダメージ加工、テーラードなど、多彩な要素が盛り込まれています。

アレキサンダー ワンは常に、ファッションのテーマとして「女性の自立」を掲げています。どことなく男性的で、刺々しいデザインであることが特徴です。

2008年、CFDA/ヴォーグ・ファッションファンドにてグランプリに輝きます。

翌年、CFDAの新人賞にあたる、スワロフスキー・アワード(レディース部門)とスイス・テキスタイル・アワード受賞。

2010年、ニューヨークに初の店舗をオープン。

翌年には、北京に店舗をオープン。

現在では、バーニーズ ニューヨークやユナイテッドアローズなどのセレクトショップで取扱があり、世界各国約200もの場所で販売されています。

参考:http://www.apalog.com/report/archive/1124

作業服から始まった、紳士服の高級ブランド

ドイツで誕生した、紳士服の高級ブランドが、「ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)」です。

ヒューゴ・ボスは、1923年、デザイナーであるヒューゴ ボスによってドイツのメッツィンゲンに創立されたブランドです。

創立当初は、オーバーオール、レインコート、ユニフォームなどの作業着のブランドで、第二次世界大戦中にはナチスドイツの軍服もデザイン・製造していました。

戦後、創立者であるヒューゴ ボスが死去。

一時は経営難に陥ったものの、1953年に男性用スーツを発表したことで、徐々に経営を盛り返していきます。

これがきっかけとなり、ブランドはスーツを中心とした紳士服ブランドへと転換していき、1960年代初めに「ボスブランド」を発表。

紳士服だけでなく、80年代からは靴、ボディウェアなどにも展開アイテムを広げていき、ヨーロッパのみならず、世界的なメンズファッションの一つへと成長を遂げました。

93年には、香水を発表。

また、新ブランド「ヒューゴ」を発表し、さらに多くのユーザーを魅了しました。

94年、アンダーウェアの生産を開始。

96年、レディスウェアを発表。

2004年、新たなメンズウェアのラインである「ヒューゴ・バルデサリーニ」を発表。デザイナーのワーナー・バルデサリーニがブランドを統括しています。

現在では、メンズウェアを中心に、レディスウェア、時計、サングラス、バッグ、財布、香水など幅広く展開し、世界100カ国以上にまで進出しています。

スポーツスポンサーとしても有名で、テニス、ゴルフ、サッカーなどに協賛しています。

ヒューゴ・ボスは、「ヒューゴ」「ボス」の2つのブランドを統合させた呼び名として用いられています。

ラインにもそれぞれ特徴があり、「ボスブラック」はエレガントなビジネスウェアを。「ボスオレンジ」はトレンドのカジュアルウェアを。「ボスグリーン」は機能的なスポーツウェアを。「ヒューゴ」は他にはない個性的なスタイルを展開。

現在では、イタリアのヴァレンティノファッショングループ社の傘下に入っています。

韓国のファッション事情をチェック!

最近、通販で手に入れやすくなったのが、韓国のファッションアイテムです。

日本のファッションとは若干異なりますが、シンプルでカワイイものが多いため、利用者も増えつつあります。

また、K-popで目立つポップなスタイルを集めているサイトもあり、韓流好きからは特に支持を集めているようです。

流行に移り変わりがあるのは日本も同じですが、お隣の国、韓国のファッションの特徴について知っておくと、アパレル業界で働く時には役に立つかもしれません。日本と特に異なる、ファッションの違いについてご紹介します。

・韓国には、ペアルックが多い

日本ではもうほぼ絶滅したといっても過言ではないペアルック。

しかし、韓国の街中には必ずといっていいほどペアルックのカップルがいます。トップスをしっかりお揃いにしているカップルもいれば、同じカバンを持ったり、同じアイテムをプラスしたり。カップルによって多彩なペアルックを楽しんでいるようです。

こんなことから、若者に人気のブランドでは、ペアルックのアイテムが豊富に揃えられています。韓国に行った時にはちょっとびっくりしてしまうかもしれませんが、韓国にいる時だけペアルックをしてみる、という楽しみ方もいいかもしれません。

・韓国の日系ブランドは、日本で販売されているものとはテイストが違う

韓国では、ルイ・ヴィトンやエルメスなどの高級ブランド品を持っている人が多いイメージですが、日系ブランドのショップもたくさんあります。

しかし、日本にあるショップと比較してみると、テイストが異なります。

例えば、日本では10代をターゲット層にしている「オリーブ・デ・オリーブ」は、韓国では20代以上の女性向けのブランドとして定着しています。大人っぽいアイテムが豊富で、日本では見たことのないものばかりかもしれません。

これは韓国に限らず、どこの国でもそうですが、ブランドはその国のファッション事情を背景にコンセプトを変えているのです。

韓国で日系ブランドを見たら、そのテイストの差を是非チェックしてみてください。

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