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大人のエレガントなスタイルを追求する「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」

TOMORROWLAND(トゥモローランド)は、ウィメンズやメンズウェアの企画・開発・生産を行う日本のブランドです。

公式サイトにある「メンズ、ウィメンズともに、オリジナルから幅広く世界からセレクトしたウェアやグッズまで時代を超えて受け継がれていく、端正で洗練されたエレガントなスタイルを提案」をブランドコンセプトにしています。また、オリジナルブランドの商品を販売する傍ら国内外の雑貨やアクセサリー、インポートウェアなども販売するセレクトショップとしての側面もあり、日本全国に店舗を展開しています。

トゥモローランドは、1978年にメンズのニットメーカーとして創業しました。

1982年にはウィメンズブランドとして「BALLSEY」「MACPHEE」の2ラインを立上げ、翌年83年には直営1号店を自由が丘にオープン、セレクトショップとしてのスタートとなりました。自由が丘店には、ソレイアードショップ・カフェを併設。一号店オープン以降現在に至るまで百貨店やファッションビル、路面店など151店舗を展開しています。

2008年にはトゥモローランド設立30周年を迎え、セレクトショップ「LAND OF TOMORROW」をオープン、以降海外のブランドとのコラボレーションも始まります。

トゥモローランドが展開するブランドは以下の通り。

・Edition(エディション)…ミリタリー・ワーク・スポーツなど、メンズカジュアルウェアの原点をモチーフにし、「今」を確実に捉えたアイテムを提供するライン。

・DES PRES(デ・プレ)…女性に向けたシンプルなモダン・クロージング・クール・フェミニン・&カジュアル・シックのスタイルで洗練された日常を提案するライン。

・GALERIE VIE(ギャルリー ヴィー)…自分らしい着こなしが楽しめる、シンプル且つクリエーション、良質な素材を使った着心地の良いアイテム展開をするライン。

・LAND OF TOMORROW(ランド オブ トゥモロー)…2009年3月よりトゥモローランドの新業態としてスタート。カジュアル&エレガントな洋服・雑貨を提供しています。

セレクトショップのイメージが強いブランドですが、元々メンズニットメーカーとして創業している事もありオリジナルブランドの品質が高いことでも有名。インポート商品などの管理や検品なども自社で行っています。

特に「TOMORROWLAND Tricot」は、素材選び・編み立て・リンキングに至るまでを完全オリジナルで提供し、フィッティング感・素材感・バリエーションの豊富さなどの魅力も高く男女問わず高い人気を得ています。

4つのブランドのデザイナーを兼任した「カール ラガーフェルド」

「カール ラガーフェルド」は、自分の名前を冠したブランドで「シャネル」や「フェンディ」のデザイナーを担当したことでも有名です。

彼が作るファッションの魅力は、ストリート・ファッションをエレガントに表現する独特の世界観にあります。斬新な服作りの手法を取り入れ、体を縛らない、着やすい服が特徴で「重ね着の魔術師」「トータル・ルックの名手」とも呼ばれています。

1933年9月10日にドイツで生まれたカール・ラガーフェルドは、幼少より絵の才能に恵まれ、ファッションデザイナーを志していました。裕福な家計に育った事もあり、1952年に両親よりパリに送り出され、洋裁学校に入学します。

1954年21歳のときに才能を発揮し「IWS(国際羊毛事務局)」主催コンクールのコート部門で優勝。

この後は、フランスのラグジュアリーブランドを立ち上げたピエール・バルマンやジャン・パトゥのオートクチュールメゾンでアシスタントとして経験を積むものの、オートクチュールに疑問を感じ、イタリアに渡り絵画や彫刻などの勉強を始めます。

パリに戻った後は創業者に功績を認められ、クロエでデザイナーに就任。その後もシャネルやフェンディといった一流ブランドのデザイナーに就任し、1984年ついに自身の名「カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)」をスタート。2年後の86年には、オートクチュールで最高の権威ある「デ・ドール賞(金の指貫賞)」を受賞。

これ以後は名門ファッションブランド「クロエ」「シャネル」「フェンディ」「カール ラガーフェルド」4つのデザイナーを兼任。ファッション界において影響力のある人物としても数えられています。

2004年には、ファストファッションで有名なスウェーデンのアパレルメーカー「H&M」と最初のコラボレーションを開始。以降、毎年H&Mではデザイナーコラボレーションが恒例です。

一番知られているエピソードとして「ディオール・オム」の細身のスーツを着たいがために、13ヶ月で42kgの減量を成功させたこと。これ以降、センスとポニーテールというトレードマークが、襟高細身のジャケットにシャツ、クロムハーツのアクセサリーを身につけるというものに変わりました。

丁寧で緻密なハンドワークが高い評価を得ているシャツブランド「FRAY(フライ)」

「FRAY(フライ)」は、1962年にイタリアのボローニャでルチア・パシン・ランディが創業したシャツブランドです。

元々はスイス人の祖母が経営していたレース工場を引継いだ形になっており、繊細で緻密、そしてエレガントな生地が「FRAY」の魅力となっています。

シャツに使われる生地は人間の性格と同じように、一枚一枚に特性を持っているため、工場や大量生産がメインとなった今でも、生地の裁断から縫い仕事、仕上げまでを正確に人の手での手作業とミシンを使った生産方法が貫かれています。

シャツ裏地やボタンホールなどは繊細な作業が必要になる所ですが、特に襟を作る仕事は「もっとも繊細な仕事」とされ、コレッタイオと呼ばれる襟を作る熟練の職人が作業にあたり、シャツに利用される素材に合わせてステッチを使い分け作られます。

もう一つ「FRAY」の凄い所は、シャツの生産だけでは無く、仕立て工程が終了した後のハンドアイロンからボックス梱包、最終作業の発送まで一切手を抜かず、箱から出したら直ぐ着られる様にしています。

仕上がりはオーダーメイドの様にクオリティが高く、イタリアのシャツブランドの中でもバルバ・ルイジボレッリと並び高い評価を受けています。それは、他のカジュアルなシャツを作る2社とは違い、作られる緻密なドレスシャツは「最高峰」と称されています。

現在はドレスシャツ以外も普段着やジャケットとあわせて着られるカジュアルなチェックやカラーのシャツが生産されています。また、半世紀で得た広い知識や経験を活かし、毎年新しいコレクションも発表しています。

シャツのオーダーメイドも請け負っており、リクエストによってシャツの襟型やボタンホールのエッジなどを受注する事も可能。注文は日本の「FRAY」取扱店又は、受注会を通じて注文する事が出来ます。

ただ、シャツ1枚の価格は手作業で作られていることもあり、高めの4万円~7万円前後と一般の方が購入するには少し難しい価格設定がなされています。

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