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大人のためのデザイナーズジュエリーブランド「アーカー」

今回ご紹介するのは、日本発のデザイナーズジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」です。

「アーカー(AHKAH)」はクリエイティブディレクター福王寺朱美により、1997年に設立されました。

福王寺朱美はアーカー設立以前、ロサンゼルスで宝石鑑定士の資格を取得しています。宝石科学研究所の鑑定部長を務めるなど、鑑定士としても確かな実績を持つ女性です。

1つ1つのアイテムを手作りして始まったアーカーの人気は口コミで広まり、2004年、日本のデザイナーズジュエリーブランドとしては初めて、バーニーズニューヨークでの取り扱いが開始しました。
翌2005年の春には渋谷区神南で直営店をオープン。
日本家屋を改装した店舗にはブランドアイテムの全ラインを取り揃え、オーダーメードサロン「couture maison(クチュール・メゾン)」も併設しています。
そして2012年、LAで初めての海外実店舗がオープンし、現在ではロンドンのリバティ・パリのコレットなど世界でアーカーのコレクションが販売されています。

クリエイティブディレクター福王寺朱美が掲げるブランドコンセプトは「温故知新」。身につける人の輝きを内面から引き出すために、アーカーのデザイナーは1点に6カ月という時間を費やします。
ハートやクロスをモチーフとしたシンプルなフォルムと繊細なつくり、18金やダイヤモンドの上質な輝きが、アーカー最大の魅力であり特徴なのです。

2013年の春夏シーズンからは「AHKAH HOMME(アーカー オム)」としてメンズコレクションも本格展開を開始。
クリエイティブディレクター青柳龍之亮が贈る、「男性のための繊細なジュエリー」が業界の注目を集めました。

繊細で完成度の高いアーカーのコレクションは、本物を求める大人にこそ身に付けてほしい上質なジュエリーといえるでしょう。

ファッションで日常を豊かにする「ミントデザインズ」

今回ご紹介するブランドは、日本で生まれ世界を舞台に飛躍するファッションブランド「ミントデザインズ(mintdesigns)」です。

「ミントデザインズ(mintdesigns)」はデザイナーの勝井北斗が主となり、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジの同級生だった八木奈央と、勝井氏の卒業コレクションをサポートした竹山祐輔が加わって2001年に設立されました。

勝井北斗はセントマーチンズに在学中、イギリスのトップデザイナー・アレキサンダーマックイーンの下でアシスタント・デザイナーとして働き、卒業コレクションには学校代表として作品を発表しました。
またデザイナーの八木奈央は、勝井北斗と同年にセントマーチンズを首席で卒業。
卒業後にイギリスで同名ブランドのデザイナー・フセインチャラヤンのアシスタントを経験し、ミントデザインズ立ち上げに参加しています。

2003年に参加した春夏の東京コレクションを皮切りに、2005年の第7回モエ・エ・シャンドン新人デザイナー賞を受賞。
翌年には国内外のブランドが参加したプロジェクトでユニクロとのコラボレーションアイテムを発表するなど、着実に実績と知名度をのばしていきます。
2008年の春夏、サンパウロコレクションにてオープニングショーを飾ると、新進ブランドながら国内外で高い評価を獲得しました。

ミントデザンズのコンセプトはグッドデザインを追求すること。服はファッションとしてだけでなく、ひとつの「衣類」として捉え、「日常生活を豊かにするアイテム」の視点でデザイン活動を展開しています。
カテゴリーにとらわれない発想とバランスをデザインするミントデザインズ。生地にはユニークなものを使用した作品が多く、カラフルなプリントも得意とするブランドです。

アール・デコ展大賞を受賞したジュエリーブランド「ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」

今回は、アール・デコ展大賞を受賞したことでも知られるフランスのジュエリーブランド「ヴァンクリーフ&アーベル(Van Cleef & Arpels)」をご紹介します。

「ヴァンクリーフ&アーベル(Van Cleef & Arpels)」は、1896年にアルフレッド・ヴァン・クリーフとエステル・アーペルが結婚。アルフレッド・ヴァン・クリーフとエステルアーペルの親でもあるサロモン・アーペルが一緒にビジネスを開始し、エステル・アーペルの兄弟ジュリアン・シャルル・ルイ達がビジネスに加わり、1906年にフランス・パリのヴァンドーム広場にショップをオープンさせ、同時期にブランドを設立しました。

ブランドには「愛」「美」「夢」といった3つのコンセプトがあり、それに沿ったジュエリー作りが行われています。

経営者のアルフレッド・ヴァン・クリーフはショップの経営だけにとどまらず、ストーンカッティングの腕も素晴らしく、作られたジュエリーは世界の王侯貴族やセレブリティにも愛用され、モナコの王室御用達ブランドとしても認定されています。

また、ビジネスに参加したルイ・アーペルの営業手腕も素晴らしく、多くのセレブを顧客につけ、ヒッチコックの映画でもある舞台恐怖症に出演したマレーネ・ディートリッヒも同ブランドのダイヤのネックレスを身に着けていたことでも知られています。

そして1925年にはアール・デコ展において「薔薇の花」という名のブローチを出展し大賞を受賞。

1933年には特殊かつ独自の加工技術「ミステリー・セッティング」を開発し特許を取得。現在でも使われる技術を生み出しています。

「ヴァンクリーフ&アーベル(Van Cleef & Arpels)」より生み出されるジュエリーは、一つ一つが職人の手作りで生産。各有名ブランドとのコラボや、コレクションへの参加なども行い、知名度や人気もさらに高まりをみせています。

現在は世界に70店舗を展開、そのうち17店舗は日本で展開されています。

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