アパレルスタッフ

アパレル店員の仕事といえば来店したお客様の接客がメインですが、その前に朝出勤すると商品がきれいに並べられているかチェックし、もし乱れていれば直します。

そして接客後などにはお客様が手に取って乱れた洋服をたたみ直して整えます。

また、新たな商品が入荷した際にはきれいにたたんで並べなくてはなりません。
一日のうちに何十回、場合によっては何百回とそうした作業を繰り返しているうちに洋服をたたむのがうまくなってきます。

人によってはプライベートでも部屋に洋服を無造作に脱ぎ捨てておくことが許せなくなって、面倒だと思っていてもちゃんとたたんでしまうとか、休日に個人的な買い物に出かけた際にも衣料品店でグチャグチャになっている洋服を発見すると放っておけなくなり、ついたたんでしまうといった、いわばアパレル店員の職業病ともいえる「整理整頓」が自然と身についてしまったという話も聞きます。

さらにはファッションセンスが磨かれて、着るものの質がよくなったり、休みの日にちょっとそこまでの買い物に行く際にも服装に気を配ってしまうといったクセがついてしまい、周囲から「おしゃれになったね」といわれるようになったという人もいます。

こうした習慣やクセもアパレル店員として働くようになると患う、いい意味での職業病といえるのかもしれませんね。

アパレル店員はおしゃれに気を使います。

常に流行に敏感で、いまどんなものが流行っているのか、これからどんなものが流行るのかなどその時々のトレンドや形、色などを見極めてお客様に説明したりそれに見合った商品を提案しなくてはなりません。

そのためには何よりも自分の中のファッションセンスを磨かなくてはならないのです。

ファッションセンスを磨くためには努力が必要です。努
力を重ね身についた経験と知識があなたのセンスになっていきます。

また、どんなものにでもいえることですが、はじめはみんな「真似」からはじまります。

ファッションセンスを磨くことに関しても同じです。

いいと思った服や着こなしを真似てみる。
ただ、そのまま真似しただけでは面白くないし、単なる人のものまねになってしまいます。

「真似」したものになにかアレンジを加えてみる、これこそがセンスを磨く一番のポイントです。

おしゃれだなと思っているものに自分なりに一手間加えるというのは勇気がいりますが、失敗を恐れずにやることで創造性が高まります。

「あそこの店員さんが着ている服が欲しい」、「店員さんのあのコーディネートを真似したい」といわれる店員さんになれたら最高だと思いませんか？これからアパレル業界で働きたいと思っている人はぜひ実践してみてください。

アパレルショップで働いているとお昼休みがきっちり取れるわけではありません。忙しいと15時過ぎになったり、時には夕方になっても食事ができなかったり。。。

なので、多くの人は出勤する前にお弁当を買ってきておいたりする人もいます。

ただそれをゆっくり食べる時間がないときもあります。それでも少し時間に余裕がある時はコンビニで何か買ってきて食べたり、同僚とレストランやカフェに行ってランチしたりもしますが、食べるものには気をつけています。

なぜならば、洋服に食べ物のシミをつけてしまってそのまま接客をするのはやっぱりNGだからです。

だから食べたいものがあってもそれを我慢しなくてはならない時もしばしば。すごく美味しくてもラーメンなどの麺類、特にカレーうどんなどは超タブーなメニューですね。

また、人によっては朝ごはんをしっかり食べてきて、昼は食べないという人もいます。

アパレルスタッフは見た目も大事。

もしお昼に食べ過ぎてお腹がポッコリとかになっていたら、それはもうアウト。
自社商品のイメージダウンにもなってしまいます！

と、まあ、そこまで大げさではありませんが、そういうことを気にしているショップやスタッフさんも結構います。

アパレル店員はランチには気を使っているのです。