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転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ
独自のカラーリングとユニークなシルエットが特徴
- 2012-08-08 (水)
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
13歳から、パリに婦人帽子店で働いていたジャンヌ・ランバンが立ち上げたブランドが「ランバン」です。
レディスウエアを中心に、メンズウェアや毛皮やランジェリーなど取扱アイテムが広く、ライフスタイルをサポートする総合ブランドとして成長を遂げました。
ランバンの特徴はそのカラーリングで、布地を染色することによってランバン・ブルーやアーモンド・グリーンなど、独特なカラーをつくりだし、新しい色彩に人々は魅了されてきました。特に、透明感のある深いブルーと、ランバン・ブルーは有名です。
また、機能性にもこだわりをもち、よりシンプルで活動的な女性にぴったりのスタイルも追求してきました。
ブランドの始まりは1988年、彼女が21歳のときに帽子デザイナーとして店を開業します。
その後、娘のためにつくっていたドレスをきっかけに子ども服も手掛けるようになり、1890年には帽子店を親子服専門店へと切り替えます。
普段着だけでなくイブニングドレスなども手がけるようになり、本格的にレディスウエアに参入してきました。
民族的なディテールをいち早く取り入れ、古い芸術作品からインスピレーションを受けたエレガントなスタイルを確立し、巧みな刺繍技術を用いたドレスが好評を得て、刺繍による「ピクチャードレス」が賞賛を得るようになりました。
1925年には香水部門を設立、そして翌年には紳士服部門を設立します。
27年に発表した香水「アルページュ」が大ヒットを果たし、徐々に事業を拡大していきます。
そして女性でははじめて、レジヨン・ドヌール勲章を受勲しました。そして37年にはパリ・オートクチュール協会の会長に就任。
ファッション業界へ大きく貢献してきました。
ジャンヌ・ランバンが引退してからも時代を代表するデザイナーが次々と就任し、ランバンブランドを盛り上げていきました。
現在ではメンズコレクションでも話題を集めており、そのユニークなシルエットは多くのブランドにも影響を与えています。
わずか数年で人気ブランドに!ヨーロッパを代表するレディスブランド
- 2012-08-06 (月)
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
ドイツのミュンヘンに拠点をおく、ヨーロッパを代表する高級ファッションブランドが、「エスカーダ」です。エスカーダと、エスカーダスポートの二つのブランドを立ち上げています。
エスカーダのドレスは世界的に高い評価を得て、多くのハリウッドセレブに愛用されています。現在では、世界80カ国以上にブティックを構え、世界的ブランドへと成長を遂げました。
エスカーダの誕生は、1976年。
ヴォルフガング・レイと、元パリコレモデルのマルガレッタが、上流階級が集う競馬場で同じ馬に賭け、ともに勝利し、それがきっかけで結婚したのが始まりです。
その勝利した馬がエスカーダという名前で、ポルトガルでは「階段」という意味です。
ブランドでは、ヴォルフガングがビジネスを、マルガレッタがデザインを担当しました。
当初のブランドイメージは、競馬鑑賞にふさわしいファッションで、プレタポルテ・コレクションを発表。そしてわずか数年でヨーロッパの一大レディースファッションをひっぱるようになります。
エスカーダの特徴は、豊富なカラーバリエーションです。女性らしさをブランドコンセプトにし、特徴的なディテールと洗練された品質にこだわりがあります。
エスカーダスポートのブランドコンセプトは都会的な魅力で、クールでありながらもフェミニンさを取り入れたスタイルを提案しています。
1979年に、ニューヨーク五番街に、アメリカで最初のブティックをオープンします。
82年には香水「マルガレッタ・レイ」を発表。
92年にマルガレッタが死去してからは、彼女の右腕であったブライアン・レニーをデザインディレクターに迎え、エスカーダスポートを発表します。
2000年、アクセサリーを発表。
2003年には六本木ヒルズに、日本での旗艦店をオープンします。
2009年に、ベルリンのボーテ博物館で「ピンクパーティー」を開催し、過去30年間の作品を展示しました。同年11月には、世界最大の鉄鋼メーカーミタル・スチールを有するミタルトラストファミリーに、エスカーダのビジネスの売却と譲渡を発表します。
上流階級に愛され続けた超高級皮革ブランド
- 2012-08-04 (土)
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
素材にこだわったスペイン生まれの高級ブランドが、「ロエベ」です。
ロエベの歴史は19世紀中ごろに、ドイツ生まれの皮革職人であるエンリケ・ロエベ・ロスバーグが、訪れたスペインでシルクのような肌触りの上質な革と出会ったのが始まりです。
この革に魅了されたロエベが、1846年にマドリードで工房を開始しました。ブランドとして設立されたのが、1872年です。当初は衣服ではなく、革の椅子や箱などの家具や小物を手掛けていました。
ロエベが有名となったのが、貴族や富豪によって使用されていた宝石箱を製作したことです。
その後、革製のバッグやトランクにも進出し、スペイン王室御用達ブランドとなります。
ロエベは、素材へのこだわりが大変強く、仔羊皮をなめしたナッパ素材を使用しています。実際に使用されているのはわずか数パーセントで、超高品質な皮革アイテムを展開してきました。
ロエベに改革が訪れたのが、1985年にルイヴィトンと提携し、1996年にLVMHの傘下に入ったとき。
LVMHの傘下に入ったことで、上流階級のみに愛されてきたロエベが、中流階級にまで支持を得るようになったのです。
1980年代にスタートしたプレタポルテにようやく本腰を入れ、この時期からプレタポルテ部門に新鋭デザイナーを次々と採用していきました。
さらに、衣服デザインも本格的に展開していきます。これまで20%未満だったレディースプレタポルテの売り上げが急上昇し、衣服としての人気ブランドへと成長していきます。
1998~1999年にクリエイティブ・ディレクターに就任したナルシソ・ロドリゲスと、2002~2003年のホセエンリケ・オナ・セルファが情熱的なファッションをプレタポルテコレクションで発表したことで、さらにブランドは拡大していきました。
2008年にホセエンリケ・オナ・セルファが辞任してからは、後任にはスチュアート・ヴィヴァースが就任しています。スチュアート・ヴィヴァースは、ルイヴィトンやジバンシィを経てマルベリーのデザイン・ディレクターを経験し、バッグのデザインには定評があります。
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