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転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ
多くのセレブリティから愛される、フランスの老舗子ども服ブランド
- 2012-08-15 (水)
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
35年以上の歴史をもつ、フランスの老舗子ども服ブランドが、「ボンポワン」です。
ボンポワンの子ども服は、クラシカルな雰囲気の中に洗練されたセンスが光り、エレガントでありながらユーモアのセンスもプラスされているのが特徴。
ブランドの象徴である、ピンクのチェリーマークが有名です。
ボンポワンは、1975年にマリー=フランスとベルナール・コーエン夫妻が設立したのが始まりです。
現在は、パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京、モスクワ、香港、北京など、世界中に100店舗以上展開しています。
日本では、東京以外にも名古屋、大阪、神戸、福岡の五都市に全11店舗が展開されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
ボンポワンのデザインや製作は、パリのアトリエですべて行われています。
アーティスティック・ディレクターを務めるクリスティーヌ・イナモラートが率いるデザインチームは、毎年3つのコレクションを発表。都会的でありながら、スポーティーさを兼ね備えたもの、ドレッシーなものなど、子どもたちの生活のあらゆるシーンにマッチしたアイテムを発表しています。
子ども服以外にも、小物やジュエリーを展開しています。
ロングセラーであるフレグランス「オー・ド・ボンポワン」は特に知名度が高いのではないでしょうか。
また、2010年には、低刺激でナチュラルさにこだわったスキンケアコレクションも発表しています。
英国のエリザベス女王、ベルギーのエリザベット皇女など各国の王室をはじめ、マドンナ、ニコール・キッドマン、アンジェリーナ・ジョリー、モニカ・ベルッチなど、多くの有名人やセレブリティからも愛用されています。
行き届いたサービスもセレブリティから人気が高い一つの理由で、おしゃれなパッケージやディスプレイなどにも定評があります。
ギフトには、シルクペーパーにオー・ド・ボンポワンをスプレーし、紙袋に入れて手渡すなど、細部までの気配りが、愛される秘訣でしょう。
リボン・靴メーカーから始まった、最上で最高の普段着ブランド
- 2012-08-13 (月)
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
パリジェンヌの靴に魅了されたことがきっかけで創業されたのが、スイスのトータルファッションブランド「バリー」です。
現在、バリーのアイテムは都会的で洗練されたイメージがありますが、創業当初は現在のイメージとは程遠い、リボンメーカーでした。
スイスのシエネレベルトでカール・フランツ・バリーがリボンメーカーとして創業しましたが、パリ出張でパリジェンヌの靴に魅了され、1951年に弟とともに「Bally&Co」を設立します。
そして本格的に靴の開発をスタート。
その後着々と規模を拡大し、70年代にはアメリカやイギリスの最新技術を取り入れ、製造工程の効率化に成功し、製造量も増加させることに成功しましたが、何よりも注目を集めたのはその品質の高さです。効率的のみならず質の高い靴は、当時は大変珍しいものでした。
バリーの靴は高級品として扱われるようになり、81年にはロンドンに進出してショップを構えます。
その後フランスやドイツにもショップを展開し、年間200万足を生産するまでに成長しました。
機能性の高いパンプスを販売したことでさらに人気を高めますが、二度の大戦と世界恐慌を挟み、情勢は悪化。それでもバリーの靴は様々な場所で重宝され、頻繁に利用されるようになりました。
50年代にはエレガントなメンズドレスシューズ「スクリープ」がヒットし、ブランドとしての成長を取り戻していきます。
靴以外の開発に乗り出したのが、1976年。
衣服やバッグ、レザーのアクセサリーなどの製造販売を始め、88 年、日本でバリージャパンが設立されました。
2001年にマルコ・フランキーニがCEOに就任し、インターナショナルデザインチームを結成。「最上の最高の日常着」をテーマに、全世界でブランドのイメージ統一をはかりました。
この頃から、バリーは靴ブランドというよりもトータルファッションブランドとして知られるようになります。
その後何人かクリエイティブディレクターが入れ替わりますが、現在はアクアスキュータムのヘッドデザイナーを務めたマイケル・ヘルツとグラエム・フィドラーが就任。
バリーの伝統を守りながらも、新しいデザインを取り入れながらさらなる成長を目指しています。
様々なアイテムを展開する、フレンチベーシックブランド
- 2012-08-10 (金)
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
フレンチベーシックで、機能的なデザインが特徴のブランド「A.P.C(アーペーセー)」。
機能的でありながら、ストリートを意識したカジュアルさが魅力です。
ブランド名は、「生産と創造の工房(Atelier de Production et de Creation)」の略です。
ブランド名とデザイナーを結び付けたくないという意図があります。
また、ブランド名にあるように、ベーシックなデザインは着る人を選びませんが、それが逆に着る人の個性を引き出すという考えがあります。
アーペーセーは、1986年にパリで発表されました。
ブランド創業者は、チュニジア生まれの、ジャン・トゥイトゥです。
ジャン・トゥイトゥは、パリのソルボンヌ大学で言語学や歴史学を学び、卒業してからは南米を一年間放浪します。
そして帰国後、パリのケンゾーに入社。
ケンゾーでは、デザインや製作などから担当したわけではなく、倉庫係としての仕事からスタートしました。
ケンゾーを退社後は、アニエスベーでも仕事を経験しています。
1983年、ケンゾーで一緒に働いていた入江末男と「IRIE(イリエ)」というブランドを設立します。
そしてメンズブランドとして、1986年、「A.P.C」が誕生しました。
88年には、レディースラインをスタート。
メンズウェアも、レディースウェアも、どちらもシンプルなデザインが特徴ですが、洗練されたシルエットやカラーリングが目を引きます。
94年からは、カタログ通販を開始します。
また、多くの人々にアイテムを販売できるよう、インターネット販売も積極的に行っています。
2003年には、ジェシカオグデンとコラボレーションを行います。
2010年、ウェス・アンダーソン監督の映画、「ファンタスティックミスターフォックス」とパートナーシップを結びました。
アーペーセーのブランドの特徴は、取り扱いジャンルが幅広いことでしょう。
メンズウェア、レディースウェアのほかにも、オリーブオイルなどの食品、財布、バッグ、キャンドル、アクセサリー、その他の雑貨など、様々なものが扱われています。
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