アパレルニュース のアーカイブ - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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姫路の皮革産業が展示即売会

姫路の特産が皮革だということを知っている人がどのくらいいるでしょうか。
姫路は年間を通じて雨が少なく、気候が温暖なために、皮革の乾燥に適していました。
そのために1000年以上前から姫路では皮革産業が盛んで、
国内ではたつの市とあわせて約7割のシェアを誇っていたといわれます。
しかし最近では、安い中国産や韓国産が流出して、製造会社もピーク時の1/5程に減ってしまったと言います。

その姫路が皮革産業の実力を幅広く知ってもらうために、展示即売会を行います。
姫路市花田町高木地区の皮革製造会社で作る姫高皮革事業協同組合が1
2月24日~25日のクリスマスに、姫路市本町のイーグレひめじで
展示即売会「レザーフューチャーin姫路」を開催。姫路は皮革の産地ですが、
これまではアパレルメーカーなどに素材を提供するだけで、
皮革製造会社が消費者に直接アピールするイベントを催したことはありませんでした。
もう一度、姫路の皮革のブランド力を発信したいということで、イベントを行うことになりました。

「レザーフューチャー」には高木地区と御着四郷地区の皮革業者25社が参加します。
姫路の2地区だけで現在でもこれだけの皮革業者があるということに驚きです。
展示即売では、皮革素材約250点と、皮革素材を使用したバッグや靴など約120点が出展されます。
女性用ジャケットなどへの使用を意識したソフトで軽量な加工をした
素材や環境への負担の少ない薬品や染料を選んで製造した皮革など、
各皮革製造業社がこだわりをもって製造した素材が登場します。
そのほかにも即売会用としてバッグや財布、ベルトなども揃います。
熟練の職人によるポシェットなどの製作実演や姫路の皮革産業の歴史についての講演会もあり、
皮革についてのいろいろな知識を学ぶことができそうです。
皮革は同じ皮革でも人の手が加わることで全く違った表情を見せるそうです。
姫高皮革産業協同組合の会長は、
「各社の高い技術に触れて『姫路に皮革あり』と感じて欲しい」と語っています。
興味がある人はぜひ足を伸ばしてみてください。

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繊維業者がオリジナルブランドのペット服

江戸川区の繊維業者が区の協力を受けて、
ペット服のオリジナルブランド「Egree(イーグリー)」を誕生させました。
江戸川区では、約500社(2006年時点)の繊維業者があって、
国内や世界の有名ブランドのアパレル商品のボタン付けや袖付けなどの工程の一部を行うという仕事をしていました。
しかし。繊維不況のために景気が悪化するほか、安い中国製品の流入などもあって
仕事がピークのときに比べて1/3までになってしまったと言います。

江戸川区は、地域の産業の活性化を目指すために、
区内の業者など約100社が加盟している「東京繊維業友会」にオリジナル製品の製造を提案しました。
その中で「工程数も少なく、不況でもペットを飼う人増えている」ことから、
ペット服作りを始めることになったそうです。
縫製などの仕事をしてきた繊維業者にとって専門外で難しかった型紙の製作やデザインについては、
区内のデザインの専門学校の学生や専門家のパタンナーに江戸川区が間に入るという形で依頼をしました。
こうして、ペットショップからOKをもらう商品の形になるまで半年をかけて試作品が30枚ほど作られました。
11月の19~20日に行われたタワーホール船堀での「産業ときめきフェア」では、
小型子犬用に仕上げたデザイン5点が登場しました。
5点は秋冬用のもので、ボア付きフードがポイントの服やウサギのように
耳が立ったデザインのものなどが1800円~3500円で登場。
今後区内のペットショップなどで販売されます。

アパレルの不況が言われていますが、
このように区が不況下の産業に手を差し伸べて新しいブランドが産まれるというのは嬉しいことです。
東京繊維業友会の安川会長は「記事、縫製の技術にこだわった商品が完成した。
ペット服作りを通して繊維業界の活性化になれば」と語っています。
不況下にただ手をこまねているのではなく、
新しいことにチャレンジする精神にこれからの就職を考えている人たちも、
転職を考えている人たちも勇気づけられるのではないでしょうか。

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アパレルブランドを手がける「アリシア」が環境啓発キャンペーン

女性に人気のブランドである

「ページボーイ」や「ミスティ ウーマン」「ラボラトリーワーク」「カーネリアン」などで知られる

アリシアがWWF(World Wide Found Nature/世界自然保護基金)と協力して

環境啓発キャンペーンを行っています。

このキャンペーンでは、タレントの平山あやさんを中心に5人のスペシャルサポーターズが、

絶命危惧種といわれるレッドリストアニマルに指定されているツ

キノワグマやシマフクロウなどをモチーフにした女性向けのチャームをデザインしています。

価格はそれぞれ2100円で売上げの5%をWWFに寄付し、絶滅危惧種や地球環境保全へ協力しています。

このようなファッションをきっかけに若い人たちにも環境保全の問題を考えて欲しいという思いから、

アパレルブランドも環境保全に訴える行動を行うところが増えてきています。

これからの時代、環境保全はファッションにとっても切り離せない問題です。

例えばリーバイスの商品には洗濯表示部に「寄付しましょう」という言葉を記載して、

いらなくなったものを捨てるのではなく寄付をして

社会奉仕や環境保全に協力しましょうというメッセージを込めています。

さらに洗濯表示部にはお湯でなく水で洗うことや乾燥機を使わないで干すことがすすめられていて、

環境へ気を配りましょうということをさりげなく伝えています。このようにほんの小さな表示ですが、

アパレルブランドにも環境保全に協力できることがたくさんあることを気が付かせてくれます。

また、日本ではファッション業界全体を対象とした環境保全活動を行っている

EFP(Fashion Eayth Project)という団体もあります。

FEPに参加している企業は、現在7社37ブランドもあります。

FEPの下げ札が付けられた商品を購入することで1kgのCO2削減につながります。

これから、ファッション関係の仕事をしたいと思っている人、今まさにファッションの仕事に就いているという人、

これからはファッションと環境についてのつながりを考え勉強していくことも大切になっていきますね。

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