- 2013-10-23 (水) 9:14
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「シルエット」は使われる分野によって意味が若干異なります。
芸術・美術の分野において使われ、人や物の輪郭の中を単色(黒など)で塗りつぶす影絵の様なものを指し、お金の掛からない影絵による肖像画を生み出したエティエンヌ・シルエット(フランス)が由来と言われています。
対してファッションの分野においては、服を着たときの輪郭やデザイン、体型やスタイルを言い表す言葉として使われています。また、シルエットは私達の身近な所にも使われており、一番身近な所では道路標識、非常口の看板などがあります。その他にも、ニュースやバラエティでも名前を出せない犯人や芸能人をシルエットで表現したりします。
現在では「ファッションシルエット」という言葉がファッション誌などでも一般的につかわれるようになってきました。
ファッションシルエットの種類の一部を以下に掲載します。
「Aライン」
Aラインは上半身部分が小さく作られ、裾に向かうにつれて幅が広くなっていく、アルファベットの大文字「A」の様に見えるシルエットのことを指します。下半身太めが多い日本人の体系に合ったシルエットで、上半身をスマート見せ、下半身をカバーしてくれます。
Aラインと同じ意味を持つ言葉としては「ピラミッド・ライン」「テント・ライン」といったものがあります。
「Iライン」
Iラインは、縦のラインを強調したシルエットで、全体的に縦長の印象となり「背を高く」「細く」見せる効果をもっています。着やせの効果が高く、体型を選ばないのがポイントです。
「Tライン」
Tラインは、身頃と袖が直角についているアルファベットの大文字「T」に見えるシルエットです。主にTシャツやTドレスが「Tライン」に当たります。
「Hライン」
Hラインは、アルファベットの「H」を表現するシルエットです。肩幅を狭くし、バスト・ウエスト・ヒップを強調せず、Hの横線をベルトや切替線などで表現します。Aライン同様に、クリスチャン・ディオールが発表したライン。
上記ではアルファベットをモチーフにしたシルエットを紹介しましたが、今回紹介したもの以外にも様々なラインがあります。
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