基礎知識

入社準備、直前になってからバタバタと慌ててしまう人も多いかと思います。前回に引き続き、今回も入社準備について、直前になってから慌てないためのスムーズな転職交渉のポイントを紹介していきたいと思います。

・円満退職をするにはどうすればいいのか

正社員の場合、法律的には退職の申し入れから2週間で雇用関係の解消が可能になりますが、普通に退職するよりも上司と話し合ってお互いに納得することや、仕事の引き継ぎなどを考えると遅くても1.5～2ヶ月前には意思表示しておくのが良いかと思います。

また、転職先が確定する前に転職を切り出すと引き止めに合う場合があり、転職交渉がスムーズに進まないことがありますので、ある程度転職の目途がついたところで切り出すと良いですよ。

入社準備、直前になってからバタバタと慌ててしまう人も多いかと思います。今回は入社準備について、直前になってから慌てないためのスムーズな転職交渉のポイントを紹介していきたいと思います。

・円満退社、また慌てないでスムーズな入社をするために大切な4つのポイント

(1)退職交渉は必ず1.5ヶ月～2ヶ月前に行うようにしましょう。

(2)アパレル業界は決して広い業界ではありませんので、今後も関わるかもしれないと意識した退職挨拶をしましょう。

(3)現職業務の引き継ぎには、割り切る気持ちも大切です。

(4)入社前に改めて、今回の転職という節目を振り返りましょう。

転職活動を始めようとすると、意外なところにトラブルが潜んでいることも。今回も前回に引き続き、そんな意外なトラブルについて紹介していきたいと思います。

・転職先が決まったものの、上司が聞く耳持たず…仕事を辞めさせてもらえません

これはよくある話ですよね。民法627条では 「退職日の14日前までに退職を申し出ればよい」と定められていますので、この旨を上司の方に伝えてみてはいかがでしょうか。それでも聞く耳を持っていただけない場合は、｢内容証明郵便｣を使って退職届を会社に郵送するという手段もあります。こちらを使用することで、会社から退職届を拒否されても、14日前までに退職届を提出した事が証明できるようになるため、退職が有効となるのです。