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ベビー・子供服
アパレル業界の商品知識(2)―「メンズ」「ベビー・子供服」について―
- 2011-09-09 (金)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレルは、「レディス」「メンズ」「ベビー・子供服」の3つのカテゴリに大きく分類することができます。
今回は、「メンズ」と「ベビー・子供服」について詳しく見ていきましょう。
「メンズ」・・メンズはレディスに比べると、全体売上高に占める割合があまり高くありません。
オンワードやワールド、三陽商会など総合アパレルメーカーが強く、そのような大手アパレルの場合はカジュアルやスーツ、シャツ、靴、ネクタイなど幅広いアイテムを扱っているところが目立ちます。
メンズは、市場売上の低迷が激しい時期もありましたが、近年では、おしゃれを楽しむ中高年層が増えてきたことやクールビズ効果により復活の兆しが見えます。
レディスほどの盛況ぶりはないにしても、ヤング向けメンズブランドやショップは増える傾向にあり、その特徴としては流行の移り変わりが早い・百貨店や専門店街、ファッションビルへの出店が目立つなどが挙げられます。
求人情報は男女ともに募集があり、販売職に関してもレディスと比較すると、やはり男性比率が高くなります。
「ベビー・子供服」・・ベビー・子供服業界は、乳幼児、幼稚園児、小中学生とさらに対象を細かくジャンル分けすることができます。
老舗専門メーカーが主力地位を占めていることが特徴であり、「ナルミヤ」や「赤ちゃん本舗」などが有名です。
近年は少子化の影響や総合アパレルの参戦により競争は激化しています。
ファッションに興味を示す小学生や、子供におしゃれをさせたい親御さんが増えていることなどを受け、業界に明るい兆しも見えてきました。
少子化とはいえ、ファッションの低年齢化が進んでいることは近年の特徴であり、この業界にとっては良い傾向と言えます。
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