プロダクトマネージャー - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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プロダクトマネージャー

アパレルの各職種を大解剖!!(プロダクトマネージャー)

衣服などのアパレル製品は、家電や自動車などと同様の「工業生産品」に含まれることを、皆さんはご存じでしょうか。アパレルと聞くと、ついブランドイメージやデザインといった面が際立ってしまう感が否めませんが、利益を生み出すためにはそれらだけを重視するのではなく、他の工業生産品と同じく、品質・コスト・納期などをしっかり管理しなければなりません。主にそれらの業務を担うのが、今回ご紹介する「プロダクトマネージャー」です。
アパレルメーカーでは、自社で縫製工場を持つよりも外部に生産委託するのが一般的です。プロダクトマネージャーは、まず発注する製品について、生地やデザイン、生産量、納期などを考慮し、どこの工場で生産するのが最適であるかを判断・選定します。その際は、社内の企画担当者やデザイナーと話し合いながら、生産プロセスや生産ラインのあり方を検討し、適切な方針決めを行わなければなりません。
最近では、円高の影響や現地従業員の割安コストなど、「国外で生産を行えば、どんなメリット・デメリットがあるか」を考慮した上で、国内の生産工場だけではなく中国をはじめとしたアジア各国へ発注するケースが増えています。国外に発注する際には特に、文化や習慣を超えて円滑な交渉を進められるかどうかが、プロダクトマネージャーの腕の見せどころです。コストダウンの方法を考えることは、プロダクトマネージャーの重要な役割の一つであり、原料をいかに安く仕入れるかという工夫から、生産工程や物流なども含めトータルプランを立てていきます。その他にも、製品の納期が守られるように工程管理を行う・在庫を持ちすぎないよう在庫管理を行う・納品先を管理する(サプライチェーン・マネジメント)など様々な責任を果たす力量が問われます。
プロダクトマネージャーは、製品のコストや品質に特に関わる仕事だけに、数字に強く的確な判断ができることが求められ、また、人に指示を出したり交渉することが多いためコミュニケーション能力や人間力をも要される職種です。

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