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イギリスを代表するハイエンドレザーグッズブランド「マルベリー(MULBERRY)」
- 2014-11-07 (金)
- ブランド紹介
今回はイギリスを代表する高級革製品を作るブランド「マルベリー(MULBERRY)」について紹介します。
「マルベリー(MULBERRY)」は、1971年にイギリスのサマセットにてロジャー・ソールが設立。名の由来はマザーグースの歌にちなんだ「桑の木」からとられています。
マルベリーは洗練されたデザインに加え、やわらかさを併せ持った極上のレザーを使用した「ショルダーバッグ」「ハンドバッグ」といったバッグを中心に販売。中でも「ロクサーヌ」「ベイスウォーター」、モデルのアレクサ・チャンとのコラボ作品「アレクサ」などは特に有名です。
製品は職人技が光り、細部まで丁寧に作りこまれ、その最高級の品質が人々に高く評価されて、顧客にはモデルのケイト・モスや、女優のケイト・ウインストンやスカーレット・ヨハンソンなどが愛用していることが知られています。
またマルベリーといえばバッグですが、財布やベルト、カフスボタンや手袋といった小物関連、インテリア関連、そしてメンズ・レディースウェアなどのアパレル関連製品も幅広く生産。どの製品もマルベリーの特色や特徴を持ったつくりになっています。
2004年にスチュアート・ヴィヴァースがデザイナーとして就任したことがきっかけとなり、ブランドは大きく躍進を開始。
有名サロンでデザインを務めてきた経験を持つデザイナーと組みチームを作り上げ、コラボレーションバッグを発表。スチュアート・ヴィヴァースが移籍した後、クリエイティブ・ッディレクターに就任したエマ・ヒルは上記でも挙げた「ベイスウォーター」「アレクサ」といったヒットとなる商品を次々発表し、さらにブランドは成長していきます。
2008年からはレディースシューズラインや、クラシカルなイメージを受け継ぐアイウェアコラボのデザインなども発表。翌年にはMacやiPhone/iPod等で有名なアップル社にラップトップ・バッグコレクションの製作なども行っています。
皮革製品が有名なファッションブランド「ロエベ」
- 2014-10-31 (金)
- ブランド紹介
スペインから生まれた皮革ブランド「ロエベ(LOEWE)」をご紹介します。
「ロエベ(LOEWE)」は、1846年にスペインのマドリード市内のエチェガライ通りにあった、スペイン人職人によって開かれた皮革工房がルーツ。
初期の皮革工房では、葉巻・タバコ入れやコインケースや財布、バッグやレザーケースなど、ファッションとは関連性の薄い実用的な製品のみを扱い生産していました。その後、1872年にドイツの職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグがこの工房を見学し、職人の技術や素材の品質といった高さに感銘を受け、パートナーとして働くことになります。
このことがきっかけとなり、工房が作る製品がマドリードの貴族達に人気となり、徐々に工房の規模も拡大していきます。
そして、1892年に当時のマドリード市内の流行発信地としても有名だったプリンシペ通りに、店舗を併設した工房「E.ロエベブティック」を開いたことで、ブランドとして大きく動き出していきます。この時より、すべての革製品にたいしてエンブレムが施されるようになり、婦人向けのハンドバッグの生産などもはじまりました。
工房で生産された製品は当時の有力貴族コンキスタ公爵夫人によりスペイン王室にも紹介され、製品の品質やオリジナリティあふれるデザインが評価され、スペイン王室アルフォンソ13世から「王室御用達」の称号も授けられました。
王室御用達を受けて以降、1910年代~50年代にかけてはスペイン国内での事業拡大に専念。海外の貴族からも注文を受けるようになり、大型工場の建設のほか、扱う製品も小物や靴、ギフトやインテリア、トラベル用品など幅も広がっていきました。
そして1965年からは、カール・ラガーフェルドといった有名デザイナーを迎え入れ、婦人向けの新ブランドも設立。70年代には世界各国への進出も開始。1996年には高級ブランドを多数抱えるLVMHグループ傘下に入り、当時からのレザー製品のほか、プレタポルテにも力を入れ展開しています。
ショップは、スペインの中心マドリードをはじめ、ヨーロッパ、北中南米、東京・大阪など日本、さらにはホノルル、バンコク、シドニー、ジャカルタといった環太平洋の主要都市に出店しています。
ファッション以外にウォッカ・ワインブランドも展開する「ロベルト・カヴァリ」
- 2014-02-14 (金)
- ブランド紹介
ファッションデザインを行い、バッグやアクセサリーの展開も行うブランドは多いですが、今回ご紹介する「ロベルト・カヴァリ」は、同じ名前でウォッカやワインのブランドも展開する幅広いブランドです。
「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」は、1940年にイタリアのフィレンツェで生まれたファッションデザイナーです。
アーティストに明のある家に生まれ、小さい頃から数々の芸術に触れながら育っていきました。フィレンツェにある芸術学校でプリント技術を専攻するとともにアートとファッションに興味を持ち技術を磨きます。
60年代に入り、シルク製品に装飾部分や縫い目を除いた全体にプリントを施す技術を生み出し、その技術が同ブランドのトレードマークとされる「スタンパカヴァリ」に繋がりました。
そして1970年、自身の名を冠したブランド「ロベルト・カヴァリ」を設立。同年にコレクションデビューを果たし、翌翌年にはフランス・サントロペに初のブティックをオープン。
ブランド設立後には革プリント技術で特許を取得し、エルメスやピエールカルダンといった有名ブランドから依頼を受けるなど、ヨーロッパにまでロベルト・カヴァリの名は知れ渡りました。
1990年代に入るころには豪華でセクシーなデザインは洗練され、流行にも左右されず根強い人気を誇るブランドとしてトップを走り続け、2007年にはスウェーデンに拠点を置く「H&M」とイタリア人初となるコラボを発表。
ロベルト・カヴァリのダイナミックでセクシーなデザインにはシャロン・ストーンといった熱狂的なファンも多く、特にベッカムの妻ヴィクトリア・ベッカムは同ブランドのコレクションによく訪れる事でも知られています。
人気は衰える事を知らず、2013年現在では世界50ヶ国に店舗を構え、メインブランドとなる「ロベルト・カヴァリ」に加え「クラス・ロベルト・カヴァリ」「ロベルト・カヴァリ・ジュニア」といったラインを展開し、グローバルブランドとして成長し続けています。
ワイン・ウォッカは日本では販売されていないようですが、専用ウェブサイトが用意されているのでそちらをご覧ください。
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