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覚えておきたい、世界5大コレクションの特徴~パリ・東京編

前回までに、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ・コレクションの特徴について紹介しましたが、今回はパリ・コレクション、東京コレクションの特徴についてご紹介します。

■パリ・コレクションの特徴

ミラノ・コレクションの翌週に行われるのが、パリ・コレクションです。パリ・コレクションは、デザイナーやモデルが憧れる、圧倒的にステータスの高い大規模なファッションショーです。他のコレクションに比べて、集まるプレスの数も圧倒的なのです。

1910年、オートクチュールの発表の場として小さな会場からコレクションはスタートしました。

その後、プレタポルテコレクションもスタート。

近年では、多数のモデルを起用した本格的なファッションショーの他、モデルやマネキンを使って展示するブランドも増えています。

これまで日本からもコムデギャルソンやヨウジヤマモトなどが、パリ・コレクションをきっかけに世界的ブランドへと成長してきました。現在も、多数の日本のブランドが参加しています。

■東京コレクションの特徴

世界5大コレクションをしめくくるのが、東京コレクションです。

元々は、1974年に、松田光弘、コシノジュンコ、金子功、花井幸子、菊池武夫、山本寛斎という東京のトップデザイナー6人が、「トップデザイナー6(TD6)」を発足させたことが始まりで、最初のコレクションは同年に行われました。その後、山本耀司、川久保玲らがTD6に加わり、1985年には、日本の代表的なデザイナー32名によって「東京ファッションデザイナー協議会」が設立。新生「東京コレクション」がスタートしました。

2006年には「東京発ファッション・ウィーク」という総合ファッションイベントの中核として生まれ変わりました。

ちなみに、「東京ガールズコレクション」ではショーイベントが中心になっていますが、東京コレクションはバイヤー、プレス、関係者向けのお披露目会となります。そのため、ショー自体はブランド別で、会場も時間もバラバラに行われています。ただし、中には一般から観覧の申し込みを行うブランドがあったり、ファッションイベント中に特別に一般のお客様の入場が可能になったりと、一般人でも東京コレクションを観るチャンスも増えています。

覚えておきたい、世界5大コレクションの特徴~ロンドン・ミラノ編

前回、ニューヨーク・コレクションの特徴について紹介しましたが、今回はロンドン・コレクション、ミラノ・コレクションの特徴についてご紹介します。

■ロンドン・コレクションの特徴

ニューヨーク・コレクションの次に開催されるのが、ロンドン・コレクションです。

1984年3月に、第1回ロンドン・コレクションが開催されました。開催当初は15ブランド程度の参加で、一時集客力を失っていましたが、1996年にアレキサンダーマックイーンがジバンシーのデザイナーに抜擢され、若手発掘の場として脚光を浴びました。

ロンドンは、1960年代のモッズやミニ、1970年代のパンクの地であるため、若者のストリートファッションとの関連が深いといえるでしょう。

マックイーンやチャラヤンがパリコレに発表の場を変えた2000年以降は、パリ・ミラノ進出を目指す若手中心の構成になっています。

現在の主な参加ブランドは、ポールスミス、DAKS、マーガレット・ハウエル、アニヤ・ハインドマーチ、トムフォード、ダンヒルなど。日本人になじみのないデザイナーの方が多いかもしれません。

■ミラノ・コレクションの特徴

ロンドン・コレクションの次に開催されるのが、ミラノ・コレクションです。

数々のデザイナーが新作を発表し、宣伝のために主にジャーナリストやカメラマンやバイヤーを招待しています。一般の方は基本的には見ることはできません。

1978年に第1回が開催されました。ルネサンス以来、芸術的なセンスと高度な職人技でパリモードを支えてきたミラノ・コレクションでは、素材や着心地を重視した大人志向のコレクションが多くみられます。1980年代以降、ジョルジオ・アルマーニなどの人気とともに、パリコレに続く大規模なショーに成長しました。

常設会場が「国際見本市会場」に隣接して作られますが、ブランドごとに独自に会場を設けることが多いです。

ファッション業界では「ミラノ・コレクション=女性のプレタポルテ」を意味するといわれるほど、世界的な女性のファッションに強い影響を与えています。

現在の主な参加ブランドは、ジョルジオ・アルマーニ、ドルチェ&ガッパーナ、ジルサンダー、プラダ、グッチ、エミリオプッチ、FENDIなど。

覚えておきたい、世界5大コレクションの特徴~NYコレクション編

ファッション業界では、基本的に年に2回、世界的なコレクションが開催されています。

そのコレクションで流行の最先端を知ることができるので、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京で開催される世界5大コレクションは覚えておきたいですね。

まず、「コレクション」とは何なのか、という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。あるブランドの作品群自体も「コレクション」と呼ぶので、区別をつけるのは少々難しいかもしれませんが、世界5大コレクションは主要ブランドが集まって開催する発表会のことをさします。内容は、盛りだくさんのファッションショーと展示会、商談から成り立ちます。

日本では「コレクション」と呼んでいますが、1~2週間にわたって行われることから、世界的には「ファッションウィーク」と呼ばれています。

これらのコレクションは、それぞれ主に地元ブランドが参加して開かれますが、必ずしも地元のブランドが参加する必要はありません。例えば何年も東京コレクションで発表してきた日本のブランドも、ニューヨークコレクションへ発表の場を移すこともあります。

一般的に、最初に開催されるのがニューヨークコレクションです。

ニューヨークコレクションとは、1962年にアメリカン・デザイナーズ協議会(CFDA)が発足されて以来、ニューヨークで開催されている北米最大のプレタポルテのコレクションです。

マーク・ジェイコブス、ダイアン・フォン・ファンステンバーグ、アレキサンダー・ワン、ラルフ・ローレン、ダナ・キャラン、アナ・スイ、ジル・スチュアートなど、CDFAに登録しているデザイナーが主体となって開催されています。

他のコレクションに比べて、リアルクローズが多いのが特徴。シンプルな仕立てや機能的なスタイリングが持ち味で、実用性を重視しています。ラップドレスやパワースーツなどの流行も生み出してきました。

次回は、他の4大コレクションの特徴についてご紹介します。

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