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シンプル&ディテールへのこだわりがオシャレメンズに人気

オリジナル生地を仕立てたり、付属やステッチなどのディテールにこだわり、丁寧な仕事が評価されているブランド「ATTACHMENT(アタッチメント)」。日本生まれの、世界的にも店舗を展開しているブランドです。

創業者は、熊谷和幸氏。熊谷氏は、東京モード学園卒のデザイナーで、DJとしても積極的に活動しています。

メンズのデザインチームに所属し、その経験から99年春夏にブランドをスタートさせました。

2005年秋冬コレクションからレディースラインも手掛けており、2007年秋冬コレクションからはパリで展示会形式の発表を開始します。

アタッチメントブランドの特徴は、素材にこだわりをもっていること。

デザイナーの熊谷氏自身が日本全国の生地産地をまわり、素材を集めてくるからこそ誰も見たことのないような生地の組み合わせなどができあがるのです。また、素材だけでなく細かなディテールにこだわりがあるのも特徴でしょう。ステッチや、縫製仕様などにも力を入れています。糸の段階から作りこみ、コレクションの細部にまでとことんこだわりぬきます。

デザインはシンプルなものが多いリアルクローズで、それでいてディテールにこだわりがあることでオシャレなメンズから人気を集めています。

また、2008年春夏パリ・コレクションではランウェイ形式のショーを「カズユキ・クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」のコレクションで発表します。このコレクションでは、ところどころにドレープを使い、カラーも青緑や白やグレーなどを使った清潔感あるエレガントなイメージ。今までのアタッチメントはまた一味違ったスタイルでファッション業界を魅了します。

2013年春夏シーズンからは、「M/M ATTACHMENT(エムエム アタッチメント)」がデビューとなります。

アタッチメントの路面店は、代官山、新潟、名古屋、福岡にあり、その他大手百貨店やセレクトショップでも多くの取り扱いがあります。ロンドン、ローマ、ニューヨーク、香港、ソウルなど、世界的にも店舗を展開しています。

大人の女性を輝かせるスイスのラグジュアリーブランド

1922年にスイスで創立され、受け継がれてきたファミリーカンパニーのラグジュアリーブランドが、「アクリス(AKRIS)」です。大人の女性を輝かせるブランドとして世界中で愛されています。

ダブルフェースの技術がブランドのシグネチャーであり、コレクションで発表されている裏面のつくりも、表面のように美しく仕上げられていることが特徴です。ダブルフェースの生地は重量感がありますが、先端素材を開発したことにより、アクリスのコレクションは非常に軽い仕上がりとなっています。

アクリスは、1922年にアリス・クリームラー・ショッホによって創業されました。

ブランド名はこの創業者の名前が由来となっています。

45年には、後継者としてマックス・クリームラーがブランドを受け継ぎます。ブランドをクチュールハウスとして拡大したこと、クオリティが高いことで話題となり、有名ブランドであるジバンシィやテッド・ラピドスなどのメゾンの生産も行っていました。

1980年代に入ると、マックスの息子であるアルベルト・クリームラーがブランドに参加し、クリエイティブ部門の責任者となります。また、もう一人の息子であるアルベルト・クリームラーが経営と生産を担い、ファミリーカンパニーとして更なる躍進を続けていきます。

アクリスのスタイルの特徴は、一番に軽めのダブルフェースの技術の高さですが、クチュール仕立てのドレスが高く評価されています。裾、トリミング、ボタン付け、ビーズ装飾、刺しゅうなど手作業による特別な工程がとられており、それがクオリティの高さにもつながっているのです。

これらの製作は、すべてスイス国内の自社縫製工場にて行われています。

また、水玉模様も特徴的で、柄の大きさ、刺しゅう、織物、スパンコールなどさまざまなテクニックが用いられ、それがデザインとして表現されています。

アクリスは日本にも2店舗を展開しています。

東京都千代田区にある帝国ホテルプラザ3階の「帝国ホテルプラザ店」と、銀座晴海通り沿いにある「銀座和光店」です。

ニューヨークのシティ派ブランド

ミニマルで実用性の高い服を展開し、ニューヨークのシティ派ブランドとして有名なのが「Michael Kors(マイケル・コース)」です。

マイケル・コースは、1959年、アメリカのニューヨーク州、ロングアイランドに生まれました。

ニューヨーク州立ファッション工科大学を卒業しています。大学在学中にブティックで販売員をしていましたが、そのブティックのアイテムのデザインを担当し始めました。担当したのは、レザーが中心だったようです。

81年に、自身のブランドである「マイケル・コース」を立ち上げます。

83年、第1回アメリカン・オリジナル・アウォードを受賞。

95年、ELL/キャデラックファッション優秀賞を受賞。95年に「ICB」の初代デザイナーとなります。96年より、セカンドライン「コース」をスタート。

97年には、セリーヌに招かれてセリーヌのクリエイティブ・ディレクターを務めます。マイケル・コースがデザインする作品は、実用性が高く洗練されたイメージがあり、ニューヨークのシティ派デザイナーと呼ばれていますが、これがセリーヌの伝統をいい意味で崩していきます。これまでマダムブランドとされてきたセリーヌのコレクションは、シティ派のスタイルを取り入れていくことで若返りに成功し、見事復活を果たしました。セリーヌは、現代的で都会的なブランドとして成長を続けています。

99年、CFDAのデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞します。

2001年には、マイケル・コースのブランドでアクセサリーラインを発表します。

2002年秋冬シーズンより、メンズラインをスタート。同年、日本に進出し、東京の南青山にマイケル・コース南青山店をオープン。現在では、他にも東京の表参道や、六本木ヒルズにも店舗を構えています。

2004年秋冬シーズンより、ニューヨークファッションウィークにおいてコースの後継ブランド「マイケル・マイケル・コース」を発表。

現在は、ニューヨークを拠点に、自身のブランドのデザインに集中しているようです。

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