ホーム > タグ > ブランド
ブランド
世間に活気を!カジュアル分野をリードし続けるイタリアブランド
- 2012-06-17 (日)
- ブランド紹介
1978年当時、新たなエネルギーとして注目されていたディーゼル燃料のように、活気を与えるようなブランドになりたい、という思いから誕生したブランド「ディーゼル(DIESEL)」。
現在はイタリア北東部のモルヴェーナに拠点を置き、創業以来、デニムなどのカジュアルファッションを展開し、カジュアル分野をリードしてきました。
ラグジュアリーともカジュアルとも違う、「プレミアム・カジュアル・ウェア」という新しいカテゴリーを確立し、ライフスタイルブランドとして日々の世界観を味わえるような商品を多く提案しています。
ディーゼルのクリエイティブチームの豊かな発想と不屈の精神で、毎シーズン新しい商品を続々と世に送り出しています。
毎シーズン新アイテムで構成され、その数はなんと3000ピース以上。
日本でも、デパートを中心にたくさんの店舗が展開。現在は80カ国以上、約5000カ所に店舗を構え、デニムウェア、家具や雑貨が主力製品となっています。
ディーゼルは1978年、レンツォ・ロッソが立ち上げました。
翌年には初のメンズトータルコレクションを発表し、84年、初のキッズラインを発表します。
96年、ディーゼルの最初の旗艦店をニューヨーク、ローマ、ロンドンにオープン。
日本進出は1999年で、東京と大阪にオープンしています。
2002年、カールラガーフェルドとのコラボレーションで、「Lagerfeld Gallery by DIESEL」を展開します。世界中のファッションデザインスクールの学生や卒業生のためのファッションコンテスト「ITS」のサポートもスタート。
さらには、2004年に若手アーティストの作品発表の場を与えるアートプロジェクトである「DIESEL WALL」をスタートさせたりと、ファッション業界の新しい勢力の育成にも力を入れています。
その後、他分野のデザイナーとの交流を積極的に行い、コラボレーションジュエリーやコラボレーションカーなども発表し、活躍の場を広げています。
2009年には、ニューヨークの5thアベニューに世界最大の旗艦店をオープンし、注目を集めました。
色・旅・自然がキーワード。世界に衝撃を与えた日本ブランド
- 2012-06-15 (金)
- ブランド紹介
日本人デザイナー高田賢三が手がける有名ブランドが、「ケンゾー」です。
ブランドコンセプトの基盤となっているのが、色・旅・自然です。
この3つのキーワードから、開放感や安らぎ、エネルギーや調和などが、ケンゾーの手法であるコラージュで表現されています。
デザイナーである高田賢三は、1939年、兵庫県に生まれます。
実家は日本旅館で、和服の女性に囲まれて育ったことが後のケンゾーのデザインに大きな影響を与えたといわれています。
当時は男性を受け入れる服飾専門学校がなく大学に入学したものの、在学中に文化服装学院が男子生徒の募集をスタートし、大学を中退して文化服装学院に入学。
1960年代、在学中に「装苑賞」を受賞し、卒業後すぐにデザインの仕事を始めました。
65年には単身でパリに渡り、デザイン画を売っていく中で既製服メーカー「ビザンチ」に雇われたことがきっかけで、パリで暮らすようになります。
69年に自らが差別用語を使った「ジャングル・ジャップ」というブティックをオープン。
ささやかながらコレクションを行った際、お金がなく日本から和服の生地を取り寄せて服をつくったことが功を奏し、そのワンピースが「ELLE」の表紙を飾りました。
ケンゾーがその名を世に知らしめたのが、73年、初のパリ・プレタポルテ・コレクションに参加したとき。
世界の民族衣装を積極的に取り入れながらも、花柄やカラフルな色彩を多用し、和洋折衷の独特なデザインがモード界に大きな影響を与えました。
それをきっかけに、70年代のファッション界を代表するブランドにまで成長したのです。
その後も日本だけでなく中国やインドなどからもインスピレーションを得て、独特の色彩感覚で斬新なデザインを発表し続けてきました。
87年には、子供服や香水の販売もスタート。
高田賢三は、2000年の春夏コレクションを最後に、「しばらく休んだらまた新しいことをやりたい」と言ってブランドを退いています。
その後自身の名を冠にした「高田賢三」という新会社を設立し、2002年に、カタログ販売用の洋服、アクセサリーの新ブランド「YUME」シリーズを発表しました。
ヨーロッパのビジネスマンから圧倒的支持
- 2012-06-12 (火)
- ブランド紹介
イギリスを中心とした、ヨーロッパのビジネスマンに圧倒的支持を誇るブランドが、「ダンヒル(dunhill)」です。
ダンヒルのモチーフといえば、ブルドックです。
ブルドックはイギリスで不屈の精神をもった男性の象徴として知られており、ダンヒルでは100年以上に渡りブルドックをモチーフとしたアイテムを展開しています。
そのきっかけは創業時までさかのぼり、交通安全のお守りとして車の愛好家にブルドックのマスコットを販売したことが始まりだといわれています。
ダンヒルは創業時、「モートリティーズ」というブティックからスタートしました。「モートリティーズ」には、「自動車(Motoring)」と「権威(Authorities)」を組み合わせた造語であり、これがコンセプトのような位置づけをしています。
このコンセプトにある通り、自動車に関連づけたイメージのアクセサリーなどの小物を中心に展開し、創業当時は車を愛するドライバーから特に人気を集めていました。
モートリティーズは現在もダンヒルの商品に活かされており、さまざまな商品に影響を与えています。
1880年代、創業者であるアルフレッド・ダンヒルは、父の働く馬具用品の製造卸工場で働き始めました。
彼が会社の経営を受け継いだのは21歳の時で、受け継いだ当時に社名を自身の名前に変更したことが、ダンヒルブランドの起点となりました。
自動車の普及に伴い自動車に関連するレザーグッズを販売し、大きな成功を収めます。
その後、タバコやライターなどの販売を始めますが、1920年代のタバコ規制を受け、経営の中心をレザー製品の製造販売に変更。その後万年筆などの小物販売を始め、こちらもヒットを収めました。
時代の流れと共に扱う製品を少しずつ変えてきたダンヒルは、現在では紳士向けのスーツやネクタイの販売を中心に、財布や時計などのアクセサリー関連の製品も取り扱っています。
また、2000年にサッカー日本代表のオフィシャルスーツの提供をスタートさせ、現在でもスポンサーシップは続行しています。
ホーム > タグ > ブランド