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アパレル
女子高生がデザインした制服ファッション
- 2010-12-16 (木)
- アパレルニュース | CASSからのお知らせ
女子高生と言えば、やっぱり制服。
女子高生や既に女子高生を卒業した女性の間でも制服っぽいファッションが人気です。
その制服ファッションの要でもある胸元のリボンを
中高一貫校の「品川女子学院」の生徒たちが自分たちでデザインしました。
品川女子学院では開発した商品の発表会があり、
発表会では、女子中学生向けのファッション誌の編集長や大手スーパーのバイヤーなどが審査員をしました。
生徒たちはグループごとに商品の販売ターゲットやコンセプトなどを説明。
この商品は、制服全般のプロデュースをしている「響」と女子校が連携して企画したもので、
「響」の社長の指導で生徒19人が4つのグループに分かれてリボンのコンセプトを考えたり、デザインをしたものです。
リボンは品川区の武蔵小山商店街で試験的に販売することになっていて、
売れ行きの良いものを「響」が商品化して販売する予定です。
売上げは区地域振興基金に寄付されます。
女子高生の考えたこのリボンが、制服ファッションをより楽しむためのアイテムになれば良いですね。
女子高生に負けじと、こちらはファッション・クリエーター業界へ就職する業生が多い文化服装学院です。
文化服装学院では平城遷都1300年を記念して
関西発のファッションショー「飛翔ー蘇る悠久のシルク・ロマンー」をなら100年会館で11月27日開催します。
文化服装学院では50年程前から毎年奈良で古美術研修を実施してきました。
今回の作品はすべて学生が手作りしたもので、
「感性と想像力のあふれるファッションショー」というのが大きな目標とテーマになっています。
学生たちが奈良の寺社や仏像、古美術にインスピレーションを受けて製作したファッションはどんなものなのでしょうか。
高校生も専門学校生も、若い感性が生み出すファッションで、多くの地域の人々や企業、
またファッションが大好きな人たちを勇気づけています。
そのパワーでアパレル業界をさらに元気にして欲しいですね。
若い世代の海外での就職が増えています
- 2010-12-13 (月)
- CASSからのお知らせ
日本で就職できないのであれば海外へ?
そんな時代になってきたのかもれません。
日本総研が2009年に発表したレポートによると、
日本人の国外流出数は2007年10月~2008年9月の1年間で10万人を突破したそうです。
海外へ行くのは20代から40代などの若い世代が中心で海外流出数は過去20年間で一番だったそうです。
日本を出て行って働く場所は、中国やシンガポールなどのアジア圏が多いと言います。
これは、日本よりも生活費が安く、暮らしやすいというのがあるのでしょう。
特にここ最近の就職難からか、大学卒業後などに日本で働くのではなく、
そのまま海外で働こうという学生も増えています。
日本ではなく、中国や東南アジアなども就職先として見据えている学生が増えてきているのですね。
中国就職情報サイトなどでは、2008年のリーマンショック以降に特に中国で働く日本人が増えていると言います。
その内訳は20~30代前半が多く、女性も多いと言います。
日本人向けの求人サイトで多いのは、中国進出をした日本企業の現地法人で、
アパレル関係の仕事のほか、日本食店の運営や日系幼稚園などいろいろな仕事があります。
必ずしも現地の言葉が必要なわけではなく、外国が必要ない仕事もあります。
中国では生活費も安く、日本人向けの仕事の給料で十分に生活していけるというのも良いのでしょう。
中国以外の国では東南アジア圏なども人気があります。
2009年頃からシンガポールやインドネシア、フィリピンなどでの
就職を希望する人や有給インターンを希望する学生が増えてきたと言います。
日本は今だ不景気にあって就職状況も厳しい状況ですが、
そんな中にあって海外での就職は生活費の安さなどに加え、
日本で就職するよりもキャリアがつめる場合もあります。
ただ、優秀な人材が海外へ流出するような状況になってしまうのは、残念でもありますね。
ただ、学生やこれから就職を考えている人には、海外での就職という選択肢が増えたということになるでしょう。
伊藤忠商事が日本人デザイナーによるカジュアルブランドを欧米で展開
- 2010-12-11 (土)
- アパレルニュース | CASSからのお知らせ
伊藤忠商事が日本人デザイナーを起用した
新しいカジュアルブランド「ホワイトレーベン」を日本ではなく、
欧米市場で展開します。デザイナーは世界的にも知られているデザイナーである
森英恵さんの孫でデザイナーの森勉さんとグラフィックアートにも詳しいというデザイナーの豊田洋人さん。
ミラノとニューヨークを拠点に2011年春夏シーズンのメンズファッションを
セレクトショップや百貨店を中心に展開していく予定です。
ブランド名のホワイトレーベンはという名前は
ネイティブアメリカンの神話に登場する「WHITE RAVEN(白いカラス)」からいただいたものだそうです。
ジャケットやシャツなどのアイテムが20~30代後半の世代をターゲットにしたデザインで揃います。
伊藤忠では今まで「ミラ・ショーン」など
海外の有名アパレルブランドの製造・販売権を取得して日本やアジアで展開してきました。
しかし、日本やアジアを飛び出した欧米での市場開拓を考えて、
今までない新しいセンスのデザインや感性のあるブランドを立ち上げたいとの思いから、
今回の新しいブランド設立に至りました。
ホワイトレーベンのスタイルは少量多品種の生産と販売です。
すでにロサンゼルスのセレクトショップで日本でも人気の高い「キットソン」や
イタリアのセレクトショップからジャケットやパンツなどの受注がきているそうで、
来年の2月にはこれらのショップの店頭で目にすることになりそうです。
伊藤忠は欧米でブランドの価値を高めて日本へ逆上陸するという計画です。
またアジアでの展開も考えているほか、
メンズが成功すれば今後はレディースも展開していくことも考えているそうです。
海外で成功している日本人を目にするたびに勇気づけられますが、
日本のファッションももっと海外に出ていって、
大きく有名になってどんどん逆上陸してきて欲しいですね。
海外での日本のファッションの成功は、今不景気にある多くのアパレル関係者に希望を与えてくれるはずです。
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