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転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ
アパレル業界で役立つスキル
- 2011-01-04 (火)
- 紹介事業部 | 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレル業界への転職方法はいろいろ考えられます。
一番多いケースは販売員としてスタートすることですが、
それまでの業務経験などによって店長候補、デザイナー、パタンナー、バイヤーなどとして採用されることも可能です。
「全く異業種からの挑戦って無謀なの・・?」と不安な方!「やる気さえあれば大丈夫です。」とは言えませんが、
少しでも採用されるための努力を惜しまなければ、きっと道は開けていくはずです。
例えば専門知識を身につける・資格を取る・アルバイトや派遣から現場に入って経験を積む・・など、
知恵を絞れば何か手立てはあるはずです。
アパレル業界の転職で役立つスキルをいくつかご紹介しましょう。
・ファッション販売能力検定
店舗での販売を担当する人材の育成を目的とした検定試験です。
(財)日本ファッション教育振興協会が主催しており2級と3級が設けられています。
2級はファッション商品の知識、販売知識、販売技術、店舗展開・VPに関する専門教育を2年程度学び、
基本的な顧客対応と販売、事務処理ができるレベル。
3級は販売に必要とされる基本的な商品知識、販売の基本知識、接客の基本技術などがあり、
1年ほど専門教育を受けたレベルです。
試験は年2回実施され、受験資格は特に設けられていません。
・ファッションビジネス能力検定
ファッションビジネス能力検定とは、(財)日本ファッション教育振興協会によるファッションビジネスに関する造形的知識、
技術、また実務までの能力を評価するための検定試験のことです。
上位から1級、2級、3級の3段階のレベルで構成されています。
ファッションビジネスに携わるプロとしての基本的な知識を身に付けているか問われる3級、
ファッションビジネスに実務的に関わる実力が求められる2級という内容になっており、
最上位級である1級では、2級、3級のレベルを基本として、多方面からファションビジネスを分析し、
企画から戦略に関わることのできる専門性が問われます。
・カラーコーディネーター検定 (色彩能力検定)
色に関するスペシャリストのことを「カラーコーディネーター」という総称で呼ぶことがあります。
色に関する知識や技能を社会的に評価する『尺度』として、確実に社会的な認知を得ている試験で、
受験者はアパレル関係者から美容、インテリア、広告など様々な業種に渡ります。
・テキスタイルアドバイザー(衣料管理士)
最新ファッションのアパレルやインテリア、雑貨などの繊維製品を企画・生産・販売する企業のなかで、
企画・設計、販売、品質保証、顧客対応などの部門で活躍するスペシャリストの育成を目的とし、
社団法人日本衣料管理協会により設けられた試験です。
合格すると、衣料管理士(TA:Textiles Advisor)として認定され、活躍の幅が広がります。
アパレル関連業界の職種
- 2011-01-01 (土)
- 紹介事業部 | 転職コンサルタント~虎の巻~
「アパレルに関係する仕事がしたい。」と思うのであれば、アパレル業界に就職することももちろん考えられますが、
業界に密接したアパレル関連業界への就職も選択肢の一つとして挙げられます。
アパレル関連業界にはどのような職種があるのでしょうか。
ここでいくつかご紹介しましょう。
・イベント企画プロデューサー
シーズンに先駆けてデザイナーの作品やメーカー、卸売、小売などで扱われる新しい作品を、
ファッションショーや展示会などのイベント形式で発表する際に総合的な企画・演出をする責任者のことです。
商品やブランドテーマごとに各種イベント、コンベンションなどのプロデュースを手掛けることもあります。
・スペース企画&装飾プランナー
特設会場にて展示会やイベントを開催する際、集客を図りイベントを成功させる責任者です。
会場の演出企画はもちろん、タレントやモデルなど出演者の手配も行います。
イベント企画プロデューサーと兼任する場合もあります。
・広告・宣伝製作ディレクター
テレビ(コマーシャル)、新聞、雑誌、ポスター、折り込み広告、DM、インターネットなどの媒体(メディア)を使って
自社の商品をPRするにあたり、その商品のイメージやコンセプトを踏まえて、具体的な広告商品の企画制作を行います。
通常、アパレルなどの ファッション企業は広告代理店や広告制作会社に依頼します。
・ファッション誌エディター
主にファッション誌でシーズンを先取りしたトレンド情報を読者に提供したり提案するなど、
その雑誌の方向性に応じた編集企画を担当します。
アパレル業界動向 ~年収と売上高ランキング!~
- 2010-12-29 (水)
- アパレルニュース | 紹介事業部 | 転職コンサルタント~虎の巻~
「アパレル業界に就職したいけど、初任給はいくらくらい?」
「アパレル業界に転職を考えているけれど、年収はどのくらいなのでしょう?」
就職や転職を考える際に気になるのは、やはり給与のことですよね。
特にアパレル業界は、一見華やかなようで実は初任給ではそう高いとも言えないというのが現実です。
平成21年度卒業生の全業界における平均初任給は、大卒で20万円前後ですが、
アパレル業界は20万円台を割り込んでいます。(職種、最終学歴などによって異なりますが、14万円台~18万円台が多数。)
ここでは、アパレル業界の年収・給与、売上高ランキングを掲載しましたので参考にしてください。
(有価証券報告書 平成22年決算時のデータを参考にしています。)
□業界平均年収 約480万円(業界規模 約4兆1000億円)
□企業別ランキング(※参考:有価証券報告書 平成22年決算時のデータより)
(平均年収)
1位 オンワードホールディングス 881万円
2位 ワコールホールディングス 793万円
3位 リーバイ・ストラウス ジャパン 789万円
4位 ファーストリテイリング 768万円
5位 AOKIホールデイングス 701万円
(売上高)
1位 ファーストリテイリング 6,850億円
2位 しまむら 4,296億円
3位 ワールド 3,141億円
4位 オンワードHD 2,486億円
5位 青山商事 1,946億円
「UNIQLO」の海外展開をはじめ、さらに勢いに乗るファーストリテイリングが好調の一方、
外資系ファッション企業の参入により百貨店系アパレルは軒並み苦戦を強いられています。
ファーストリテイリングは国内で1,000坪規模を誇る超大型店の展開を推進、
海外ではニューヨーク、パリ、ロンドンなど主要都市を中心に展開し海外店舗数は50ヶ所以上、
国内外あわせて800店舗を超える見込みです。
景気の停滞感による消費者の購買意欲は低迷気味です。
一部の富裕層を除き、消費者の傾向は「安くて良いもの」を好む方向にかわってきました。
「UNIQLO」のようなファストファッションが支持される一方、
百貨店を中心とした高価格帯のアパレルは敬遠される結果になっています。
アパレル市場全体の勢力図も、ここ数年で変わりました。
また、08年秋からはH&M(スウェーデン)、フォーエバー21(米)など外資系企業が参入。
ファストファッションにさらなる拍車がかかる一方、価格競争もますます激化することが予想されます。
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