転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ

色、柄、生地、全てにこだわりをもった世界初のシャツ製造店

世界で初めてシャツの製造としての店舗を出店したのが、パリのアーケード街から歴史を歩み始めた、シャルベです。「エグゼクティブのための良い趣味」をコンセプトに、大変上品なシャツを製造しています。
生地には、シーアイランドコットン、エジプト綿、スイスやイタリアなどの最高級のコットンを採用しています。その高級感から、古くからイギリスやスペインの王室、政治家たちにシャツを提供してきました。
日本では三越と共同でサービスを展開しており、日本人向けに、パターンオーダーのサービスを行っています。

シャルベは、1838年、クリストフル・シャルベが創業し、シャツのブティックをオープンさせたのが始まりでした。1889年のパリ万博、ヨーロッパシャツメーカーによるコンテストでは、金賞と審査員大賞を受賞しています。
シャルベの基本はオーダーシャツで、多くのメーカーがプレタポルテでは対応できないサイズに対してオーダーシャツを生み出していたのに対して、シャルベはオープン以降、オーダーシャツの技術を磨き、1960年代になってプレタポルテのシリーズを開発したのです。
1960年代には、プレタポルテのシリーズを発表し始めます。オーダーメイド同様の技術が採用され、生地にも上質なもののみが採用されました。
色と柄は、独自の研究と徹底した美へのこだわりから生み出されており、他には真似できない仕上がりとなっています。
シャルベは、当時からヨーロッパ中に知られており、いくつもの王室に愛されていたと同時に、政治家や文化人、財界人などがこぞって注文をしていました。
1870年に、ヴァンドーム広場に移転。1982年に、現在のヴァンドーム広場28番地に移転します。現在に至るまで、アクセサリーや皮革製品など次々と生み出していますが、その全てにシャツ作りの高度なノウハウとセンスが詰め込まれています。
ヴァンドーム広場にある店舗の中でも、シャルベは最も歴史ある店舗です。

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現代に映えるクラシカルデザイン。映画監督も務めるアメリカのデザイナー

ファッションデザイナーだけでなく、映画監督とも活躍するのが「トム・フォード」です。
トム・フォードは、1962年、アメリカテキサス州で生まれました。
若い頃は俳優を目指していて、大学在住からCM出演などを果たしています。
それと同じ時期に、スタジオ54やアンディ・ウォーホルのファクトリーに出入りしており、アートを愛し、流行に敏感な若者でした。
最初はニューヨーク大学で美術史を学んでいたものの、パーキンズ大学に編入して、1986年までインテリア・アーキテクチャーを学びます。
この頃から、徐々にファッション業界で働くことを志し始めます。

1988年、「ペリー・エリス」で働き、デザインディレクターに就任します。
90年、グッチのレディースウェアのデザインスタッフの一員となり、女性服のチーフ・デザイナーに就任します。
当時、グッチは再建に奮闘している時期でしたが、クリエイティブ・ディレクター「ドーン・メロー」の強い推薦で、トム・フォードはクリエイティブ・ディレクターに就任。
ここでトム・フォードが打ち出したのが、モード路線です。
それまではエレガント路線が主流でしたが、イメージを大幅に変え、豪華な素材と、スタイリッシュでモードなセクシーなイメージを確立させました。
これがきっかけでグッチは再建を果たし、94年には売上2,3億ドルだったにもかかわらず、2004年には30億円までアップしています。そして、世界3位までのぼりつめていくのです。

その後グッチがイヴ・サンローラを買収したことで、2000年以降、トムフォードはイヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターも務めることとなります。
しかし2004年に、契約の更新をめぐって親会社と折り合いがつかず、退陣。
翌年には、ドメニコ・デソーレとともにトム・フォード者を設立し、ここで、ブランドとしての「トム・フォード」が誕生しました。
トム・フォードは日本にも店舗をかまえており、オートクチュールのような手法でメンズファッションを展開しています。現代に映える、クラシカルな雰囲気が魅力的です。

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ストリートファッションをエレンガントに!多くのブランドに影響を与えたデザイナー

ファッションデザイナーだけでなく、写真家としても有名なのが、「カール・ラガーフェルド」です。
1984年に、自身の名を冠したブランドを設立し、シャネルやフェンディのデザイナーも担当する超売れっ子デザイナーです。従来、カジュアルであるはずのストリートファッションをエレガントに表現するのが、彼のもつ独特な世界感で、斬新な多くの手法を世に送り出してきました。身体をしぼらず、着やすい服作りを目指しています。
好きな服を着るために、何十キロものダイエットに成功したのも有名な話しです。

カール・ラガーフェルドは、ドイツのハンブルグに、1938年に生まれました。父親が乳製品の事業に成功していることで裕福な家庭に育ち、幼い頃からファッションデザイナーに興味を持っている彼を勉強させるため、14歳でパリに移住します。
パリのオートクチュール組合が経営する洋裁学校に入学し、洋裁の基礎を学びます。16歳のときに、「国際羊毛事務所」で行われたコンクールのコート部門で優勝。
翌年よりピエール・バルマンのアシスタントを始め、20歳でオートクチュールメゾンで実務をこなします。
しかし、古くから変わらないオートクチュールの流れに疑問を感じ、イタリアに渡ってフィレンツェで美術史を学ぶことに。ここで絵画や彫刻的な考えを学んだことで、その後のデザインに影響を与えたといわれています。

その後、パリに戻りフリーで仕事を始めますが、すぐにクロエでその活躍がみとめられ、ブランドのヘッドデザイナーに任命。65年にはフェンディのデザイナーに、83年にはシャネルのデザイナーに就任しています。

そして自身の名を冠した「カール・ラガーフェルド」ブランドをスタートさせたのが、1984年です。
86年に「デ・ドール賞」を受賞。
2005年にブランドを「トミー・ヒルフィガー」に売却し、2008年には「TIME誌が選ぶ最も影響力がある100人」に選出されました。
自身のブランドだけではなく、他のブランドでも活躍するデザイナーはめずらしく、カール・ラガーフェルドが提案するスタイルやデザインは、数々のブランドに影響を与えています。

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