お仕事

転職活動を始めようとすると、意外なところにトラブルが潜んでいることも。今回も前回に引き続き、そんな意外なトラブルについて紹介していきたいと思います。

・転職先が決まったものの、上司が聞く耳持たず…仕事を辞めさせてもらえません

これはよくある話ですよね。民法627条では 「退職日の14日前までに退職を申し出ればよい」と定められていますので、この旨を上司の方に伝えてみてはいかがでしょうか。それでも聞く耳を持っていただけない場合は、｢内容証明郵便｣を使って退職届を会社に郵送するという手段もあります。こちらを使用することで、会社から退職届を拒否されても、14日前までに退職届を提出した事が証明できるようになるため、退職が有効となるのです。

転職活動を始めようとすると、意外なところにトラブルが潜んでいることも。今回も前回に引き続き、そんな意外なトラブルについて紹介していきたいと思います。

・始業前の清掃は労働時間に含まれるの？

それは掃除を“上司に命令されて行っているか否か”によります。掃除を自発的に行っているのなら、労働とは認められず会社側は賃金を支払う必要は一切ありません。しかし、上司の命令(指揮命令下)の場合会社は労働時間として賃金を支払う必要があるといえるでしょう。

転職活動を始めようとすると、意外なところにトラブルが潜んでいることも。今回はそんな意外なトラブルについて紹介していきたいと思います。

・溜まっていた有給休暇。買い取って貰えるって聞いたけど本当？

答えはNO。有給休暇の買取は原則として禁止されています。というのも有給休暇というのは元々疲労した心身を癒して労働力の維持を図る事を目的とした制度です。買取が成立してしまうと休日の取得促進が拒まれてしまいます。(但し例外もあるので、一概に買取が成立しないという訳ではありません)